【写真日記77】初夏の訪れ

気の合う友人たちと食事を終え、
軽めに飲み直そうということで、ワインの飲めるお店へ。

お店のお兄さんに軽すぎずにしっかりとした今の季節にぴったり
(あとお値段もお手頃)な爽やかな赤ワインを選んでもらう。

少し甘酸っぱい。

舌先に微発泡のピリリとした刺激を感じつつ、
さらりと喉の奥に流れていく。

初夏の訪れにぴったりだ。

グラスに映っているはずの周りの景色は、
ゆらりとした幸せな液体に吸収されてしまって、今は見えない。

この液体を飲み干したなら、また周りが見えるようになるのだろうか。

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