内定を勝ち取る!就活マーケティング思考2〜就活は営業活動〜

こんにちは、いむりんです。前回、具体的なお話を行っていくといいましたが、本題に入るその前にいったん概念的な部分だけ簡単におさえていただければと思います。

■企業が追い求めるものを理解する

マーケティングには大きく分けて、2つの領域があります。「B to Cマーケティング」か「B to Bマーケティング」かということです。何かと言いますとB=企業(business)、C=一般消費者(consumer)つまり「B to C」は消費者向け、「B to B」は企業向けという事になります。ちなみに、就活に置き換えると、もちろん対企業ですので、「B to B」という事になりますね。

企業が追い求めているものってなんだかわかりますか?いろいろあって答えも様々だとは思いますが、やっぱり最後は利益です。利益が残らないと持続可能ではなくなってしまいます。会社が利益を確保することで新たな商品を開発でき、永続的にお客さんにサポートでき、雇用を守る事ができます。利益は単なる儲けではなく、いろんな側面で活用される会社に採っては大切な物です。

■就職活動は営業活動

さて、マーケティング思考の話に戻っていきますが、前回こんな事を言いましたが覚えているでしょうか。マーケティングとは『お客様に買ってもらう、選んでもらう仕組み、理由を作るということ』であると。そうしたときに自分を商品と見立て、企業をお客様と捉えて考えてみるとどうなりますでしょうか。

そうすると『お客様である企業に対し、就職活動という営業活動を通して、自分という商品を選んでもらう、つまり雇ってもらう』という事になりますね。

確信に触れていきますが、僕たちが何かを買うときには、そのモノ自体が欲しい訳ではなく、そのモノがもたらしてくれる効能が欲しい訳です。コーヒーだって黒い苦い液体が欲しいわけではなく、眠気覚ましとかリラックス効果とかそういうものが欲しい訳です。

これと同じように、当然企業が採用するのは、あなたという生態そのものが欲しいわけはないですよね(当たり前ですが)。企業が追求しているものなんでしたっけ?そうそう、利益です。あなたが会社で働き、活躍する事でもたらしてくれる利益を求めているんですね。

ここまでくるともうお分かりかと思いますが、つまり「私を採用したらあなたの会社は儲かるんですよ」ということを提案し理解してもらうことが、就活マーケティング思考を取り入れた就職活動です。

自分を売り込むのと、自分を選んでもらうということは、似ているようですが全く違います。対極にあるようなものですので、この考え方を理解しているだけでも多くの就活生より一歩先に出ていると思いますよ!

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