【写真日記126】理由

近頃写真を撮る回数が減った。
文字を書くことが減った。

撮りたい、書きたいという気持ちが薄れていることを実感する。

今考えれば、撮らざるを得ない、書かざるを得ないという
切迫感のようなものと言い換えられるかもしれない。

それがなくなりつつあるのだが、
これは自身の心境が変わったからだろう。

それは決して悪いことではない(と思いたい)。

今までアウトプットしていたのは、何かを表現したいというよりも
デトックスの一環であったのだと思う。

映画を見て涙を流す。

サウナに入って汗を流す。

これらと同じ作用を求め、僕は写真と文字をネットに流していたのだ。

アウトプットする1つの理由が失われつつある今、
意識的に撮り、書くことを心がけることが大切だと実感している。

つまり異なる理由が必要だ。

それは「好きだから」でもいいし、「社会への問題提起」であってもいい。

ここからは、デトックスではなく本当の意味でのクリエイティブという
意識を持って取り組んでいく、そんなフェーズにきているのかもしれない。

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