【写真日記Day24】1年


スペイン巡礼の旅800kmを歩いた。

南フランスのサンジャン・ピエドポーからスペインの西端、ゴール地点であるサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着したがちょうど1年前、早いものだ。

いまはすっかりスペインの大自然、非日常の世界から離れ、
それまでどおりの日常の世界に戻ってきた。また満員電車だ。

1ヶ月歩き続ける中で出逢った見たことのない景色、出会ったことのない仲間たち、
日々新しい経験に自分の処理機能がついていかないほどだった。

ゴールした夜は旅の道中知り合った仲間たちとビール瓶片手に
明け方まではしゃいでいた。

昨日食べた晩御飯もすぐ出てこないのに、
1年経った今でも昨日のように思い出せるのだから不思議なものだ。

「何のためにそんなこと(巡礼)をした?」
「旅に出たって何も見つからない」

という人もいるが、(殆どがそのような経験をしたことのな人たちばかり)
「あの旅で何か変わったか?」と聞かれればもちろんYESと答える。

柵を振り切って異国の地へ踏み出した意思
異国の地で800kmを歩ききった事実
そして、共感できる価値観をもつ友人に恵まれたという縁

少なくとも、これらは旅に出る前の僕が持ち得ていなかったことは間違いない。

動いて変わらないことなど何もないのだ。

ただ、特別な場所で特別な経験をすることはそれほど難しくはない、
大切なことは変わらぬ毎日の中で特別を見つける目線を持とうとすることだ。


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