スペイン巡礼計画準備!歩く距離や行き方は行く目的から決める


こんにちは、いむりんです。

今回スペイン巡礼するに当たって、僕は最もポピュラーなフランス人の道というルートを選びましたが、そのほかにもたくさんのルート、行き方があります。スペイン巡礼に出かけるためにはいろんな準備が必要になるけれど、その中でも最も重要なものの1つが工程組みかなと思いまして、出発準備中に調べたものをアップしておきます。

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おそらくどの道も最高なんでしょうけども

聖地までの様々な巡礼路

さて、スペイン巡礼に行く目的はたくさん考えられます。信仰や観光、度胸試しに友達作り、そして自分探し。いろんな人がいます、そして経路もいろいろあるんです。だから本当に行き方は自由です!スペイン巡礼で目指す聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路についてはこんなにもたくさんあります。(他にもありますが、僕が調べている時によく見た道をメモ程度に)

フランス人の道

最もポピュラーな道。歩き始めてすぐのピレネー超えに心が打ち砕かれそうになるものの、定期的に町があり、比較的歩きやすい。フランス中央部から約780kmかけて聖地を目指す。僕はこのルートで行ってきました!ここが一定の適度な距離で街があり、また世界遺産もあったりで、はじめての人はこのルートががオススメです!

アラゴンルート

フランス人の道フランス南部のアルルからスタートする巡礼路。フランス人の道に途中合流するまでバルやアルベルゲが少なく厳しくも見どころが多い道850kmの長距離です!

北の道

北の道はスペイン北部の海岸を通ってサンテイアゴ大聖堂まで歩く約820kmの巡礼路。スペイン北部の海を見ながら歩ける素敵な巡礼路、ただ標高差が大きい場所もあり、アルベルゲの数などは少なめらしい。

ポルトガル人の道

ポルトガルのリスボンからはじまる巡礼路。少し温暖な気候とのこと。約615km

銀の道

ローマ時代からスペイン北部の銀をセビージャへ運んだ事から名前がついたみたい。セビージャから聖地までは約700km

イギリス人の道

イギリスや北欧の国々の巡礼者の多くが利用した道。船でスペイン北部の港までいき巡礼を行ったことからきているみたい。距離は短めでフェロールという町から120km程度。

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そりゃこんな道歩いていたら楽しくなってきちゃうよね

スペイン巡礼計画や行き方は1つじゃない!

自分の巡礼の目的や制約条件などから自分でベストな工程を組んでいくことをおすすめします!3つほどモデルとなる行き方をあげておきますので、参考に!

100km巡礼証明書獲得弾丸コース

巡礼証明書が欲しい人は100km手前から歩けばもらえるという決まりがあるので、数日をかけてその距離を歩くという行き方ですね。1日25km歩けば4日だからGWとかを噛ませれば、いこうと思えばいける。


実際100km地点から巡礼者がどっと増える

自分のペースで歩ききる中長期的コース

何回かに分けて歩くという行き方、カミーノの唯一の掟といえば「 take your time 」その人のペースで進みましょうということ。だから休みのたびに、前回進んだところからまた歩き始めるということでもよい!実際そのような人は多いみたいです。

ヨーロッパ近郊に住んでいればこれでもいいんだけど、あいにく日本は遠いからなあ。それでも宿泊費はほぼかからないし、航空券だけとれればわりと行きやすい!?実際旅の途中2名の日本人はそうして何年かかけて歩いていると言っていました。こんな自由な行き方もスペイン巡礼のいいところですね!


ヨーロッパの人は来やすくていいんですよね、うらやまし〜

人生の夏休み!35日間で一気に巡礼路踏破コース

そして3つ目は、今回僕が選択したように、一気に歩こうとする行き方です。(「人生の夏休み」って表現は小野さんのスペイン巡礼本人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅 (光文社新書)
からつかわせていただきました。いい表現!書籍も最高ですからぜひ!)経路は何個かあるのだけど、今回僕が選択したのは上でも触れたフランス人の道という全長約800kmの経路。パリから入って、ピレネーを超えてスペインに入り、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して歩きます。

僕は歩く目的が「ゆっくり自分について考える」ことでしたので、あまりぶつ切りにしたくないということと、ゴールを目指して歩くという中で生まれる「何か」に期待もしたいということで。(当初僕は35日程度を考えていましたが、1日の歩く距離によって当然変わるので、結果的には30日になり、随分と早いペースで歩いてしまいました。)

また、この一気に歩く計画は最初の方で知り合った人たちとゴールまでコミュニケーションを取り続けられること。これは何にも代え難い貴重な経験、最高の喜びでした。だからといって他人にペースをあわせるのではなく、自分と相談しペースを考え、ぜひ自分なりの工程を組んでみてほしいと思います。

よくよく考えてみたら、こんなに日休むなんて小学生の頃以来じゃないかな。その頃でも登校日というものもあったし、まるっと休むとなるとなると、人生で初めての経験ですね。まさに「人生の夏休み」という体験でした。

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子供に戻った気持ちで歩き出そう!最高の仲間と出会えるかも!?

スペイン巡礼への行き方は目的から決める!

さて僕にとって今回のこの巡礼は単なる観光というわけではなくて、強いて言うなら対話でした。しかも自分自身との対話。だからスペインや巡礼というのは単なる後付け。(当然クリスチャンでもないので)言葉も通じない環境で、ただひたすらに歩き考えたかった。

今の延長線上から離れて、全く異なる世界で「 take your time 」の精神で歩くことに意味がある。これまで人に迷惑をかけまくり、今回の旅でも迷惑をかけ、旅先でも迷惑をかけたけど、「僕自身は一体何者で、僕の中の中の一番中心には何があるのか?なんのためにそんなに迷惑をかけるのか。」これを少しでも知りたかった。

これを見つけるためには、いろんなものを塗りたくって隠している表面的なものを削ぎ落とす必要があるように思いました。そのためには観光気分で歩いたり、守られた環境でただ歩いて行くのでは、きっと取りきれない。ある程度追い込まないといけないかなと思って、国内は除外してスペイン巡礼を選びました。

今となっては、もはやこの道を歩くためのこれまでだったんじゃないかなとさえ思います。

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大きな矢印に、僕らは導かれていきます

当然行ってきたからってすぐ何か変わるかなんて、そんな都合のいい旅なんてきっとありません。悩みの答えにはたどり着かなかったけど、当時悩んでいた自分とスペイン巡礼を終えた自分では全く違いますから、悩みへのアプローチの仕方や捉え方は変わりました。

結局この先なんていつまでもわからないままですが、それでも道が拓けた気がします。だからプランドハップンスタンス(キャリア理論のひとつ)という気持ちで偶然は味方していると考えて先に進みたいと思うようになりました。

生きていくことに疲れたり、考えても考えても整理がつかない、そんな人にはこれくらいの長期間一人で考えることも重要なんではないかと思う。もやもやして日々を暮らしているのであれば、思い切って休んでみてはどうでしょうか。これから先、何年も何十年も生きていくんだからね、このへんで。


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