写真で確認!ヨコハマトリエンナーレで考える芸術の解釈と楽しみ方

アートは答えのないものの代表だと思う。

答えがないから良いも悪いもなく、
解釈は受け手側に委ねられる。

ヨコハマトリエンナーレの会場に行ってきました。


天気も最高の横浜美術館です


主役の亀さん

いきなり最後の話ですが、養老孟司がこんなことをいっていたんですよ。


その通り。。。

まったく同意、
現代アートは基本的に意味が分からない。

ほとんど説明はない、
とくに日本は美術鑑賞やアートについての教養を学ぶ機会が極端に少ない。


よくわからないですよね?これ

作家の意図は当然あり、ものすごく深い意味の作品であったとしても、
「ふーん、すごいんだ」でおわり。

説明されてすごいんだというのは自分の判断軸がない状態だといえると思います。

でも社会に出ると、クリエィティブ、創造性、新たなものを作り上げといった力を求められることが多いですね。
ないものねだりか?

ま、すぐ答えを欲しがる、楽したがる人が多いなあというのは肌感覚でわかるので、むしろ現代アートなんかは今の不親切さを逆手に取って教材として、どのような背景でこれを作ったのか、アーティストの意図はいかなるものか?というようなものを自分なりに調べてみるということはいいかもしれない。

これはアートの世界だけでなく、ビジネスの世界においても然り、自分で物事を考え解釈する力を持つのは大事だと思う。ということで、多くは語りませんが、せっかく撮影可能だったので、一部撮影した作品でおもしろいなあと思った作品をのっけておきます。

解釈はぜひご自由に〜、そしてまだ時間はありますので、現地に行ってぜひその目でご覧遊ばせ。


エントランスからはじまってます。無数のライフジャケット(使用済み)難民が使用したそうです


入り口を入るといきなりこれ。


竹ですね。


タイトルがまたねえ、これですわ。


無数のカニ、河蟹、3000匹の陶器でできた蟹です


どんな意味があるんでしょうね、ヒントは中国の河蟹の読み方です


おそらく作家本人?


うーん、気持ち悪い


解釈が無限ですが、まあいいものではなのかなあ


僕はこれら一体の作品が一番好きでした


実は4人で作り上げた作品


1つの作品を4人が別々に担当して作り上げたのですね


前の人が作ったのを見て、自分で解釈して次の人に繋げていくという、なんともおもしろい


民族的なオブジェですね、一見


でも、何で作られてるんでしょうか?


創意工夫とはこういうことを言うんですね


弾丸の軌跡


それが固まったゼラチン質のオブジェ


映像がすごくてこんなになるの!?って驚きが待ってます

ということで、想像力を掻き立てられる展示ばかりです。ただ、何にも考えずまわると30分くらいで回れるでしょう、でもどうしてこれって考えながら、調べながらまわると3日はかかると思います。ま、3日は大変ですが、でもその調べたり知るという過程も含めて作品だと思えば、スゴく楽しい何回でも楽しめるイベントですね。

ぜひ足を運んでみて下さい!


色とりどりの羽根でできたくまさんたちでさようなら〜

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