【写真日記132】思考の限界

物事を突き詰めようとすれば、その世界から抜けなければならない。ものの中に限界地点というものがあるのであれば、そのラインを越えたところから俯瞰することが求められる。ウィトゲンシュタインはそんなことを言っていた気がする。

日本を感じたいなら外国に行けということはよく言われるが、それと似ている気がしないでもない。

一番手近でわからないのが眠る瞬間じゃないだろうか。

誰もが一度くらいは「眠る瞬間を突き止めてやる」とか考えたことがあるんじゃないだろうか。

ウトウトしているとき眠りそうな自覚はあるのだが、次の瞬間、朝日が差し込んでる。今日こそはと思って、頑張ってると目が冴えて眠気がそもそもどっかにいっちゃう。眠った瞬間は夢の中から振り返ってからでしか見れないのだろう。

ということは人間とは何かみたいなことを考えている自分としては、最終的にぼくは人間外の生命体にならないと人間というものを真に理解することはできないのだろう。

今世は諦めるかあ。それか改造人間的なやつかな。

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