【写真日記131】出窓

夜、出窓から光が溢れる。

人の生活している空気感が光を通して感じられる。
カーテンを通した柔らかな光が闇に吸い込まれる。

そんななかで、出窓に配置された1枚の肖像写真に目が止まる。

出窓とカーテンによって隔てられたどちらにも属さないと感じさせされる空間。
そんなとても曖昧な場所に1枚の写真がたたずんでいる。

写真の人物はどのような表情をしているのだろう。

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