【痔の手術体験記/入院1日目】大腸がん検査と手術前日の過ごし方

今日の痛みレベル

  • 日中の痛みレベル なし
  • 夜中の痛みレベル なし

天気がめちゃくちゃ良くて、朝日で目が覚めた。良い入院日和だと言える。お天道様も痔を祝福してくれてるようです。痔じゃないな、痔とおさらばする門出。

今日と明日は絶食。手術後もご飯はお粥とか聞いてる(痔の手術後は食事も段階的に固形化していくみたいで、最初は水っぽいお粥だとか)ので、

「帰ってくる頃には痩せてるかなあ」

とか思いながら、チェックのため朝体重計に乗ってみた。72.5kg。行ってきます!

いざ病院へ!早速お尻をだしていきます!

昨日荷物を詰めたスーツケースをゴロゴロしながら病院に向かいます。1週間分の荷物と言っても着替えは用意してくれるし、中に入ってるのは空き時間で触るPCとちょうどよいタイミングで簿記の勉強しようかと思ってたので、そのテキスト類(なんせ1週間時間ありますからね、ちょうどよい合宿)。これが重い。

到着後、受付で入院や手術に必要な書類提出を済ませて、入院フロアの説明をしてもらう。初入院。

そして最後にこれから1週間の入院生活を送る病室へ。なんとなくイメージ通りの病室。妙に気持ちが上がる。

と、さっそく手術と検査のために、お尻の毛を剃られるということ。看護師さんはマスクで顔半分見えないけど若くて可愛い感じ。でも、でもやっぱりこなれてますわ、めちゃくちゃちゃきちゃきしてるよ。

そりゃ毎度患者のお尻見てるんですもんね。こっちは1分の1だけども、看護師さんからしたら1000分の1みたいなもん。お尻にも見飽きてますよね笑 こっちもそういうつもりだと何も思わんし、そもそもこっちも、病院通って数ヶ月、もうお尻見せることにもなれましたよね。

剃毛が終わりまして、早速お風呂はいるみたいです。まだなんにも達成感ないままに早速お風呂。午前11時。結構立派なお風呂でした。夜入れないということで、朝からお風呂。

同室のkさんとご挨拶。いい感じのおじさんだった。カーテン越しに聞こえる看護師さんとのやりとりも丁寧で、好感持てる。彼同室の人はほんとガチャですしね。今回はいい人引いた気がする笑 感謝。お部屋も自分仕様にして快適。

点滴しながら下剤をいただく

食事とらんので点滴を打たれる、そして検査のために下剤も飲む。下剤は10分くらいでコップ一杯のペースで飲むみたい。水で薄めつつ下剤。約1リットル。お腹の中を綺麗にしていく。

甘味抑えたポカリに梅干し入れた感じの味かなあ。同室のKさんはもう術後そこそこ経つみたいで、ご飯もがっつり食べてるようだわ。ちょうどお昼どきでご飯運ばれてきたんですよね。いい匂いしてくる。お腹へったけど、下剤!

下剤を味わううちに

「ちょっと焼酎の湯割りに梅干し入れた感じかも?」

とか思って、「おいしく飲めるかも!」などと思ってたら、その後すぐお腹痛くなってきた。そうするとやっぱり飲みたくなくなってくる。でも飲まなきゃならん。うまいと言っても所詮下剤よ。

 

ちなみに、4回目のお通じ終了後にナースを呼び出します。

「排泄したものが完全に水になっていたらOKですよ」

ということです。飲みすぎて、吐くものがない時無理やり吐いたみたいな、水で薄まった胃液だけでたような感じになってる。

トイレに設置している呼び出しボタンで看護師さんを召喚。二人で指差し確認して、合格をもらう。あとは大腸がん検査の順番まち。外来さんが優先されるみたいで、ちょっと待機とのこと。

たまに看護師さん入ってくるんやけど、名前を呼びながらカーテン開けてくる感じね。

「おかん入ってくる時ノックしろゆーてるやん!」

みたいな年頃男子がでてくる漫画的なあの感じに近いのを体験してる。

大腸がん検査が余裕過ぎて驚く

さて、検査の順番回ってきたので、いざ準備!しかし内視鏡専門パンツってあるんですね。

お尻の部分が穴空いてる。しっぽとか生えてる人にいい感じ。お着替えして検査室に向かいます。

大腸癌検査自体は15ー20分程度の時間でした。ほんと手際よし。お部屋に案内されて、横たわり、お尻にジェルを塗って、早速内視鏡ぶっ刺していきます。

胃カメラやったときは相当辛かったので、ちょっとドキドキしたけども、胃カメラ100だとしたら、今回の大腸検査は4くらいの感じですね(個人の感想ですが、ほんとカスみたいに楽だった。)

リラックスするよという点滴とか打ちながらだったからでしょうかね。あとはテクニックとかもありますよね?先生と好きな食べ物の話してるとあっという間に終わってしまった。

しかしカメラ見てたけど結構腸、綺麗だったなあ大腸。自画自賛。胃カメラは死にそうだったけど、大腸がん検査のカメラは個人的には気持ち良い感じすらあったなあ。

もはや内視鏡抜いたらなんか物足りなさまであったくらいです笑

お医者ドラマとかでよく見る移動するベッドに乗せられて移動する天井見ながら病室まで戻ってきました。血圧と体温測って正常なこと確認して、少し待機。若干いつもより熱高かったな。血圧も低かった、でもだるいということもなかったので、点滴のせいかなと。

これなら定期的に検査やってもいいなくらいに思った笑 

病室帰ってきたら、カーテンの向こうにいい感じの景色。夕焼け。

明日が痔の手術!メインイベント!

検査後はまだお薬のせいで、ふらつく可能性あるから気をつけてねということ、水分については1時間後にとるくらいがいいかなってことでした。

ただ薬のせいかちょっと眠くなるな。

その後先生がやってきて、説明してくれた。結果大腸に異常はなしということ、写真入りに結果説明書もらった。また検査はすぐじゃなくても数年後くらいにやるといいよって。

しかし、大腸ってこんなきれいなんですね〜焼き肉食べたくなってきたな。ただ、当然ですけど最後に「痔ありますよ」と、そりゃそのために来てるんですもん笑 

再度認識を改めて、大腸がん検査終了。お風呂は朝入ったし、ご飯もないし22時就寝まで時間ある。

 

実は、夜ご飯食べることもできたんだけど、

「次の日浣腸だよ」

ってことだったので、なしでいきました。せっかく胃腸綺麗になってるし、断食は体にいいって聞くし、食べない日にしてみた。病院ご飯も初めてなので気にはなるのだけど、また数日後には食うわけやしね。

てことで今日のイベントは終了。最初は大腸癌検査とかって聞くと、大袈裟で「ウヘーっ」て感じでしたけど、マジなんてことないですね。

お部屋に入るや否やお尻丸出しで剃毛したり、下剤飲んでおトイレ4回ほど行って看護師さんと2人で指差し確認したり。この準備の方がほんと検査より難易度高めでしたわ。

明日が痔の手術本番!今日みたいに

「痔の手術も楽勝でしたわ〜」

って言ってたいけど、お布団で安静、寝返りもちょっと我慢とか言われてるのでね。さすがにちょっと怖いな。(その壮絶さは後日知るんですけど、今は平和なアホそのものですね頭お花畑くんです

就寝まではせっかく持ってきた簿記の勉強でもするかね。今回の痔の手術の裏目的は、この勉強合宿でもあるので。

「痔」を薄目でみたら「寿」に似てるっていうこじつけ大事しつつ、いいこと起こる精神で明日の手術も乗り切ります。

手術も勉強もがんばるぞ!

次の日に続きます!

 

【情報満載で送る痔ブログの決定版】痔の治療を薬と手術両方体験して入院中に綴った痔の治療の気をつけろポイントまとめ

以下のページは僕が2021年9月から痔の治療のために病院に通いはじめ、最終的には入院して手術、そしてその後の壮絶な試練の果に痔からの自由を獲得していくまでの数ヶ月に渡る闘病生活をまとめたページです。(ついでに大腸がん検査もやっています!)ぜひ現在「痔」でお困りの方はぜひ参考にしてもらえればと思います!

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