痔の手術退院後の自宅療養での注意点と高額療養費申請について

 

こんにちは、いむりんです。

痔の手術を行うために前日から入院して(大腸がん検査一緒にやったから)8日目、無事退院できました。

入院途中までは、

まじでこんな状態で退院とかできるの???

ていうくらい血は出るわ痛いわで半ば半信半疑だったんですけど、日に日に良くなっている感じもあり、先生の診察によれば想定通りの回復を見せているということで、今日無事退院することができました。

 

すごいなあ先生。ありがとうございます。自分の体もそこについていってかしこいぞ!!

退院後の通院スケジュール

で、退院するにあたって、今後の通院の段取りを確認しました。

ちなみにまず注意点として、痔の手術後、糸で縫われているようなんだけど、

もうすぐ糸が溶けて取れるから、今まで糸でくっついていた傷口がまた少し開くので、また血が出るかも。

ということ。ウヒー考えただけで、痛そうではないですか!

 

で、これからは通院ですね。通院は3回予定です。間隔はこんな感じです。

  • 1回目 退院の翌週
  • 2回目 1回目の2週間後
  • 3回目 2回目の1ヶ月後

この3回目でめでたく完治という流れになるようです。お疲れさまでした!

自宅療養中に気をつけること

その流れで自宅療養中に気をつけることも伺いました。まとめてもらったプリントあったので、そこからさらに抜粋してまとめてみました!

ってこれは痔の手術をした人だけでなく、現在痔でお悩みの方も同じ様に気をつけたほうが良いことですかね、現在痔主の方、予備軍の方も、みなさん参考にされてください。

排便について

  • 毎日行きましょう!
  • 短時間で数稼いでいきましょう!
  • 便秘や下痢は避ける()生活の見直し
  • 便秘方の人は食物繊維意識して!
  • 排便遅れて食事減らすのはだめ!
  • ウォシュレットの強さにも気をつけて!
  • 緩下剤の使用も効果的に!

痛みについて

  • 日常生活に戻るとよく動くので痛みが上がる
  • 痛み止めをうまく使いましょう
  • 入浴座浴が効果的!
  • 夜中痛くなる時は寝る前に頓服起きたら頓服で、工夫しちゃって!

入浴・座浴について

  • 局所、全身の血液循環をよくする効果がある
  • 寝る前、起きた後は必ずやるように心がけよう(排便後も効果あり)
  • 最低10分程度、長いの好きなら好きなだけ浸かると良い
  • 温度は摂氏38度から40度がよい

食事、嗜好品について

  • 退院後は刺激物、アルコールは厳禁
  • 煙草、コーヒーは控えめに
  • それ以外は特になし、なんでも控えめにですね

日常生活について

  • 不眠・過労は良くないので生活は規則正しく!
  • 肛門部が冷えることは良くない、立ったまま、座ったままは避けて
  • 出血がある間は重いものを持つことも控えよう
  • 自転車・バイクは傷が痛むなら避けましょう(サドルはやばい)

出血について

  • 多量の出血があった場合はすぐに連絡

健康保険の高額療養費の支給申請と医療保険のチェックを

さて、体を守りつつ、今度はお財布も守っていかないといけません。

健康保険の高額療養費制度ってのを知ってますか??

こういう手術のような大きなお金(概ね10万円以上)が出ていく医療関連の費用については、高額療養制度が適用されまして、そのシステムによると1ヶ月間で支払う限度額が決まっているんですね。

全国健康保険協会から引用(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/)

全国健康保険協会から引用(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/)

なのできちんと申請することで、支払った費用の一部が返ってくるんですよ。逆に言うと、どれだけお金がかかろうが一定以上の金額は払わなくて良いってことですね。

全国健康保険協会から引用(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/)

全国健康保険協会から引用(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/)

今回の手術入院費用も多少返ってくる計算です。(払い戻し費用は所得に応じて変わってきます)

ちなみに70歳までの自己限度負担額は次のとおりです。

全国健康保険協会から引用(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/)

全国健康保険協会から引用(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/)

こちらのページに申請書がありますので、ぜひ活用されてください。しかし、支給決定まで診療月後から3ヶ月以上かかりますということのようです。(すごい日本語ですね、気長に待ちましょう、忘れた頃にお小遣いが返ってくると思えば、まあいいですかね)

限度額適用認定
ちなみに入院まで時間に余裕があったり、予め高額になることがわかっている場合は、限度額適用認定という制度もあります。(高額療養費制度の事前申請みたいなもんですね)後から帰ってくるとはいえ、一時的な支払いも結構額が大きいと大変です。そんなときはこの申請をして、「限度額適用認定証」をゲットできれば、窓口での支払いをはじめから自己負担限度額内の金額にしてくれます。こちらも積極的に活用してもらえたらと思います。

今回僕はスケジュール的に一番早くやってしまいたかったので、11月から12月へと月をまたいでしまったんですけど、この制度1回の入院とかではなくてきちんと暦通りで勘定されるんですよ。

なのでこの制度をガッツリ使うとなったら月初めから入院してその月内に退院するという戦略的入院が必要ですね!僕は11月に8割12月に2割くらいの費用ウェイトだったので、11月には適用できそうですが、12月は普通に実費です。悲しい。ご注意を!

退院後もやること多いですね!(あんまり休んでいられませんね笑)でもきちんとやることをやって、体とお財布の健康を守っていきましょう〜!

 

【情報満載で送る痔ブログの決定版】痔の治療を薬と手術両方体験して入院中に綴った痔の治療の気をつけろポイントまとめ

以下のページは僕が2021年9月から痔の治療のために病院に通いはじめ、最終的には入院して手術、そしてその後の壮絶な試練の果に痔からの自由を獲得していくまでの数ヶ月に渡る闘病生活をまとめたページです。(ついでに大腸がん検査もやっています!)ぜひ現在「痔」でお困りの方はぜひ参考にしてもらえればと思います!

 

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