でもチョット待って!痔を手術する前に、薬で治療を試みる大きなメリット

こんちは、いむりんです。

痔がひどくなってしまっている人はさっさと手術した方がいいよということをブログで言っているわけですが、それでも痔を薬で治すという選択肢にもかなりいい面もあると思うので、それだけさらっとお伝えしておきます。

病院に行ったきっかけと治療の選択肢

初めて病院に行くかと決心したのは、にも書きましたが、お腹が毎日痛かったこと、お通じ後便器が真っ赤に染まっていたことでした。(たまに紙に血がついていることは会ったり、お尻の一部(今思えばいぼ痔)が腫れているなあとは思ったりもしていたのですが)

初めて痔で病院に行った時、(その時は痔なのか腸が悪かったのかはまだ判別ついてなかったのですが、)痔であることが発覚して、手術をするか薬で治していくかの選択肢を出されました。

「手術いきなりはちょっとなー」

という気持ちはあったので、そのときは薬での治療を選びました。でもこれが後々良かったなと思うことになったんですよね。(手術しても薬はてんこ盛りです。写真は手術後の薬の束)

薬で痔を治療する流れ

痔を薬で治療していく流れはこんな感じです。そこまで縛りはないのですが、アルコールはなし。多分刺激が強いもの、辛いものなどは控えた方がよい。

毎日朝起きた時、晩寝る前に座薬と軟膏をお尻にいれて、クリームを塗るという日課。薬と漢方は毎食忘れずに飲む。これを1ヶ月続けて、薬がなくなったら診察に行くというスケジュールです。

僕はこれを3ヶ月程度続けましたが、ちょっと良くなった程度で、完治には程遠い状態。(ひとによって効果は変わりますね)相変わらず出血はしていました。途中で漢方も増えて、飲み薬2種に漢方2種という豪華な布陣で後半戦臨みました。

漢方は食前に飲んで飲み薬は食後、漢方忘れがちになるんですよね。お酒も(あまり)飲まずに頑張ったのですが、治るスピードがやはり遅くて(あと医療保険もでそうで、仕事も落ち着いていたので)最終的には手術することにしました。

薬で治療するメリット:自分を律する精神を鍛えられる

痔の進行具合によるとは思いますが、ある程度ひどいことになってる方はもう迷わず手術でもいいのではないかと思います。

ただし、薬で治療するメリットもあります。日常の生活習慣や食生活、アルコール量の見直し、コントロールできるようになるってことですね。

結構痔は暴飲暴食が原因だったり、トイレにこもりきりになったり、長時間の座り仕事などでなってしまうようです。薬で治すことは時間をかけることになります。この薬を飲んでいる時間がそのままアルコールを禁じられること、日々の生活習慣を見直すためのトレーニングになるということですね。僕自身薬を飲み始めてから食生活やアルコール摂取の見直しが随分できました。

どうしてもお付き合いで飲むときまりましたが、いつもはザルでしたけど、2杯までみたいな感じで抑えながらゆっくり飲むとかができるようになっていきました。(ほんとは0のほうがいいんでしょうけど、0より2杯でやめることのほうが難しいのですよ笑)

手術でいきなり直してしまうと、またすぐ戻ってしまいそうだなと思う方はちょっと自分のスタイルを見直すためにも薬でチャレンジして、それでもだめならその後一気に手術で片付けてしまうのはいいかもなと思いました。(今回の僕の感じです、、もちろん薬だけで治ってしまう人もいるよと先生もおっしゃっていました!)

薬で治療するメリット:もろもろの段取りを回避できる

大事にならないというメリットも大きいですね。手術するとなると、手術だけでなく、その後の入院生活、退院後も安静にするってことで、結構ダメージがあったり周りに迷惑をかけます。普通にめちゃくちゃ痛いですし、通常の機動力に戻るまでには時間がかかります。

また1週間程度は入院するでしょうから、仕事のスケジュールもあわせていかないといけないでしょう。手術後は座っているだけで辛いと思うので、退院後はパフォーマンスは低下してしまうことも避けられません。

そのあたりも汲み取って臨機応変に対応いただける会社であればよいですが、出社必須という会社なら結構辛いかもですね。(今は切らずに注射なんかで治す手術もあり、入院がなく日帰りで可能な手術もありますので、ひどくなければそういうやり方でもいけそうですが)会社のスタンスなどによるところありますね。自分の痔の都合と会社の都合を合わせて考えないといけませんね。

まあ、そもそもひどくない方は薬で十分だろうと思いますので、薬で治るうちにささっと病院行っちゃったほうがいいですね!

痔の根本を見つめると副産物も得られるかも

痔核を見つめるってことじゃないですよ笑 痔になった原因には、当然その理由がありますからね。痔を治療しても、再発しては意味がありません。そうなる原因も極力、治療中に一緒に潰しておきたいですね。僕は治った後もお酒コントロールできるように努めようと思います。

余談ですが、入院するにあたって、血液検査したのですが、この数ヶ月節制していたおかげで、なんとγ-GTP(酒量の多さ計る指標)が適正値に戻っていました!衝撃!!!最初に薬治療選んだ狙い通りです。健康診断をはじめてから一番低い値です笑 完全なる副産物。

 

今回の痔の治療の経験はとてもいい勉強になりました。あと手術後は予想の300倍痛い!ということも学びました笑(そもそも想定していなかったから)

やはり健康第一、場当たり的な対応でなく根本的な見直ししていかなくてはなりませんね。

【情報満載で送る痔ブログの決定版】痔の治療を薬と手術両方体験して入院中に綴った痔の治療の気をつけろポイントまとめ

以下のページは僕が2021年9月から痔の治療のために病院に通いはじめ、最終的には入院して手術、そしてその後の壮絶な試練の果に痔からの自由を獲得していくまでの数ヶ月に渡る闘病生活をまとめたページです。(ついでに大腸がん検査もやっています!)ぜひ現在「痔」でお困りの方はぜひ参考にしてもらえればと思います!

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