鹿児島旅行における隠れパワースポット。溝ノ口岩穴

さて、今回の鹿児島旅行について、蒸留所の見学に行ったり、馬に乗ったり、アートの森を散策したり、面白い場所に訪れましたが、唯一マイナーなスポット?と思われる場所(溝ノ口岩穴)にも行ってきましたので、紹介しておきます。

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奴おどりなるものもあるとか

・岩穴と鳥居
溝ノ口岩穴というまあ洞穴ですね。霧島山系の湧き水の浸食によりできたものだそうで、パワースポットという噂を聞きつけて行ってきました。ほんとにこんな道で合ってるのかな?と思うような山道を車で走るのですが、対向車きたらどうするんだろうなあとか思いながらもまあパワースポットだし大丈夫というこみ上げるパワーがアクセルを踏み込み、ぐんぐん山の中に入っていきました。

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大自然な風景一部

洞穴の前には車が1台停まっていて、おじさんが「懐中電灯なかったら何も見えないよ」と、アドバイスして帰って行きました。はるばる観光にきた珍しいおじさんでした。しかし人がいなくていいです、観光というと自分たちみたいな観光客みたいな人でごった返していて景色どころの騒ぎでない場合も少なくないですからね。そういう意味で、この場所は静かで空気もおいしくまさにパワースポットかもしれません。(ただ、あるのは鳥居1基と岩穴1穴のみです)

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神々しい鳥居

鳥居に細い縄が巻かれていますが、これも注連縄(しめなわ)なんでしょうか?注連縄というと出雲大社のようなごつい縄をイメージしますが、こうした細い縄もいいものですな。神さまを祀るためのものなので褒めるのはどうかと思いますが、大々的ではなくひっそりと、でもきちんと設置しているのを見ると大切にされている印象を受けます。

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しっかり巻かれてます

近くに行ってみるととても大きいです。横13.8m、高さ8.6m、全長224mもあるそうで、自然の力はすごいなあと改めて感じます。岩穴の中はひんやりしていて、とても涼しいです。

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中は暗くて外からはまったくわかりません

最初入ると暗くてまったく何があるのかわかりません。(まあ何もないのですけども)おじさんが懐中電灯なかったら何も見えないというのがよくわかりました。その時はiphoneの光でどうにかなるかと思ったりもしましたが、何の役にも立ちませんでした。そりゃそうか。それでも5分ほど穴の中にいるとすこしずつ目が慣れてきてうっすらと見えるようになってきます。よく見ると、穴の端の方には水が溜まっています。写真を撮るととても綺麗でした。

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幻想的な水面

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岩穴内から外を見る

・トカゲに遭遇
帰りがけ、岩穴の入り口付近でかわいらしいトカゲと遭遇しました。普段は首都圏で生活しているので、なかなかトカゲなんて見れませんから、すこし嬉しくなりました。実家が和歌山なので、昔はちょこちょこ見た記憶もありますが、その時は当たり前だと思っていたものが今はない。今当たり前と思っているようなものこそ何よりも尊いものだと感じました。

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かわいらしいトカゲさん

だって考えなくても、そこにあるのだから。 だからこそ、尊いわけです。 考えなくてもそこにあるものを失ったら?手が届かなくなるとしたら?元に戻す術が分からなくなります。何をどうしたらいいのかわからない。 工夫したり、自分の力で生み出したものではないのだから、 一度なくなったら、手の施しようがなくなってしまう。当たり前だと思っていること、今それが当たり前でいられている理由を、今ここにあるうちに解明しないといけない。当たり前を当たり前のままに持続させる努力を怠れば、僕たちは、後悔の連続です。

・帰りがけの茶畑
僕たちは普通に生活しているつもりでも彼らの普通を脅かすことになっていることを思うと、一側面から見る怖さ、危険性を考えてしまいます。もっと視野を広げて、そして原点にかえる謙虚さを忘れてはいけないなあと思いました。

帰りは茶畑を爆走しながらも、あまりの広さに思わず車を停めて写真をとってしまいました。霧島茶なのでしょうかね。ずーっと車で走ってもあたり一面にひろがる茶畑。なんか日頃忙しくしすげていることがバカらしく感じてしまいます。焦らずお茶でもすすりながら生きていきたいもんですね。
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一面に広がる茶畑

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茶畑から見上げる青空

ほんと鹿児島いいですね。

溝ノ口岩穴
鹿児島県曽於市財部町下財部4907付近
(ナビも途中までしかで案内してくれません、あとは現地の案内看板でどうぞ)

続いては桜島へ!
鹿児島旅行なら桜島!埋没鳥居が埋まりすぎです

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