誰にでもセカンドチャンスは訪れる。映画ボブという名の猫から


「誰にでもセカンドチャンスは訪れる。でもそれを逃してしまう人が多い」

野良猫を撮りに各地の猫島を旅していた時期もある僕ですが、今日アマゾンプライムで目に留まり「ボブという名の猫」という映画を見た。最後のシーンで号泣してしまった。(そこまでめちゃくちゃ泣いたわけではないのだけども、普段全く泣かない、泣けない自分からするとなかなかの快挙)今回は今まで撮っていた野良猫とともにお送りします。

さて、この映画はヘロイン中毒だったストリートミュージシャンが一人の野良猫との出会から第二の人生を取り戻すストーリー。実話に基づいたストーリーで実際のボブ(猫)も出演してる。薬物を脱するための更生プログラムの中で、紆余曲折がありながらもなんとか自分を保とうとするジェームズの横にはいつもボブという猫がいるのだけど、どれだけ人間が猫を頼っているかが伝わってくる。彼はのちにこの体験を本にして、この本がベストセラーとなる。

猫を商売に使うなという方もいると思うので、今だと賛否両論の意見が出てくるかもしれない。ただ、のちに映画にまで出てくれる猫なので、彼(ボブ)はきっとジェームズのことを信頼しているのだろうし、こうした体験はきっと良かったんだろうなと思う。

猫と人間、言葉はわからないんだは思うけども、儲かった時は美味しいものも二人で食べれたわけで、文字通り二人で一人だったのだろうと思う。お互いきっと何か通じるところがあったのだろうと思う。ああ猫は本当に無条件に好き。こんな風に気持ちが通じ会える猫と暮らしたいもの。ものすごう羨ましい。

とはいえ、この映画のメインの軸はあくまでもジェームズであり、彼が更生していく様を猫を介して描いている。猫は一見興味なさげ、だけどもその興味ないように見える仕草が、気を遣って気を遣わないという人間の対応に見えてくる。

無条件にすり寄って来ない、でも気にはしている。必要あったら言ってね、触りたかったら触ってもいいよ。ボブの顔はなんかこんな風に見える。いい風に捉えすぎかな、願望なのかな、でもそのあとのコミュニケーションを見ていると、きっとそう解釈していいんだろうなと思いたい。

さて、映画の最後に「誰にでもセカンドチャンスは訪れる。でもそれを逃してしまう人が多い」こんな言葉が出てくる。この言葉にやられたわけで、うっかり自分の中の開かずの扉の鍵が開いてしまったのだろう、泣いた。

人間は失敗をする、でもそれは絶対的に間違いなのではなくて、今よりも良い自分になるための勉強だと思いたい。ただ人間てっやっぱり弱い生き物で、水が低いところに流れるように甘いささやきにはついつい乗っかってしまって、失敗してもセカンドチャンスはあるのだけども、それをものにできない。そんな経験が積み重なると次第にに自分の自信の基礎が揺らいでくる。チャンスが訪れても、それをちゃんとものにできなくなってしまう。

だからこそ、そのチャンスをものにするためには大きな決心がいる。そして、それは一人で行うのではなく、時に自分以外の誰かを頼りにして行うということが大切なのだ。何か失敗した時に、二度と同じ轍は踏まない、自分で解決する、こんな風に思った人は少なくないだろうけど、これってやっぱり難しいのだろうなと思う。カッコつけてひとりでやるとドツボにはまる。そもそも一人でできるのならこうはなってないわけ。

頼ることはそんなに悪いことではない。実践する方向性にしても、客観的にチェックしてくれる存在は重要だし、自分しか見てないとついつい甘い道に流されてしまうもの。

だからやっぱりそんな時は人を頼ればいい、そしてその借りは自分が復帰した時に返せばようのだと思う。やっぱり人は一人では生きられないし、一人で生きているよりも誰かと生きている方がよい。そうなればきっと2倍3倍でなく、2乗3乗になってくだろうな、きっと。

この映画は、きっとこんなことを表現したかったのかなと思う。そしてまあこれは個人的な意見でしかないけど、その存在が人間以外の、しかも猫であるということはこの上なき幸せなこと。ぼくも今同居してくれる猫は募集中なので、この映画をみて改めてきてくれる子と幸せになれたらいいなあと思いました。そしてジェームズのように肩に乗って歩くことができればこんな幸せなことはないなと思ったりした。

失敗しない人間なんていない。何かやれば絶対に失敗するんだもの、だからその失敗の先にくるセカンドチャンスをきちんとものにできるかどうか、経験者が同じ失敗をするのは学習していない証、自分を高めるスパイスに失敗を使っていきたい。よき映画でした。

原作はこちら。僕も買いました。猫好きな方はぜひ。

映画はこちら。猫好き、凹み中なお方は観るべし。

しかし猫が可愛い。本当に。ああ、さわりたい。匂いを嗅ぎたい、一緒に寝たい。いずれ良き出会いがあるはずなので今は焦らないのです。


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