就活生にとって、先日の記事で意識してもらいたいことがあります。志望企業があるとして、そこは何を目指す会社なのか?そこで自分を何を担うのか?そのために何を学ぶ必要があり、どんな能力を身につけていくべきなのか?またその環境があるのか?などこうしたことを考えると就活への取り組み方も変わってくるでしょう。
■働く上での好循環・悪循環サイクル
また、「大手企業の安定」より「ベンチャー企業の不安定」を選ぶ理由でも触れたように、自分が活躍する場所も考える必要があります。ついていくのがやっとというところでは、悪循環サイクル(あいつは仕事ができないとなれば、いい仕事もまわってきません、最後ははんこを押すのが仕事みたいなことにも。。。)にはいってしまうでしょうし、わりとすいすいいけるということであれば好循環なサイクル(逆に、仕事ができるとなれば、あいつに任せろと仕事はまわってきやすくなり、昇進もはやいかもしれません。)の中で仕事ができます。
これの恐ろしいところは、ある程度の年齢でできる、できないのレッテルを貼られてしまうという事です。もちろん仕事だけではなく、給与にも大きく響いてくるところでしょうから、笑えません。
戦うところを考えないといけないというのは、こういうことなのです。
■無名だけどエッジの効いた会社がオススメ!?
やりたいこととやれそうなことの丁度いい塩梅の企業を選ぶといいかもしれません。働いてみないとわかんないという声も聞こえてきそうですが、場所に限らずこういうことを意識して仕事に取り組むだけでも、全く違ってくるでしょう。
商品が同じで、人の気合いや気力だけで勝負しているという企業は動き続けないといけませんし、余裕がなくなりがちです。それよりも、ビジネスモデルや商材が差別化できているエッジの効いた会社、言ってしまえば放っておいても売れる会社で、無名の会社を見つけるのは穴場かもしれません。そういう意味で、大手にこだわらず、中小企業やベンチャー企業の中からいきたい会社を探すのはいいんじゃないかなと個人的には思います。
結局どこに行っても努力はする必要ありますが、次の月になるとすべてムダになるような気合いと体力ではない、後に残る努力ができる組織がいいと思います。将来的なキャリアを考えて、相対的に努力が実りやすい環境、スキルを身につけられる環境を探してみてはいかがでしょうか。