ものすごい社会の枠の中で管理されてるという感覚を覚える場所。
人間ドック。
皆同じ服に着替えて、検査を受けるために大きな部屋で順番を待つ。
名前を呼ばれ小部屋に通され、お部屋が担当する部位の検査を受ける。
最後に一次成績表という紙を渡され、基準値からいかに外れているかの解説を受ける。(成績なんだ、成績表って。。。)
もちろん病気にはならない方がよくって、健康であれば安心できる。
そのためのお墨付きをもらったり、早めに処置できるようにするための検査ではあるんだろうし、とても大切なことなんだろうけども、なんだろうか、とてもとても気持ち悪い。
自分の意思でいるのではあるが、なーんか気持ち悪いのです。
気持ち悪いとおもいながらも行ってしまう自分もまた気持ち悪い。
年齢も、職種も役職も関係なくブルーのぺらぺらの服一枚で、自分の名前を呼ばれるのを待っているのを見ていると、所詮人間なんて時限爆弾を詰め込んだ袋なんだと思ったりもするのです。
そして健康を祝して、今日も飲むわけです。
飲めるということは健康であるということ。
人間は飲み袋。