この3連休で学友と共に植田正治美術館に行ってきた。
植田正治のご子息(おじいちゃん)にお会いして、
貴重なオリジナルのプリントを見せて貰える機会にも恵まれた。
撮影したオリジナルのプリントと最終的に作品として
世に送り出した写真を見比べると全く別物だった。
写真はトリミングの仕方によって、全く異なる表情を見せるみたい。
切り取り方を変え、意味づけを変えると、作品の仕上がりが変わってくる。
翻って人生を1つの作品とした場合、
やはり同じなのかも知れないなと思ったりする。
出来事を見つめる角度を変える、方向を変える。
起こった内容は同じでも受け取る意味は変わってくる。
人生が作品だとしたら、やはり自分で制作できるものなのかもしれないな、
なんて思ったりしてる。