近頃、作品に対する感想を伝える機会や質問をする機会が増え、
とてもありがたいなあ、うれしいなあと思う。
その理由は3つある。
1つ目。
みんなそれぞれの感性でものを見る、
1つの作品をみても抱く印象は10人いれば10人異なる。
その対象として選んでもらえることに素直にうれしい。
2つ目。
感想を伝えることは相手へのフィードバック、
つまり他人視点からの新たな気付きの機会の提供である。
と同時に、自分自身の内面の整理と感性の確認といった側面もあると思ってる。
「この作品を見て、自分自身はこのように思うのか」
と、そんな自分に気づくことができる。
そして、それが相手にも伝われば(共有できれば)
とてもうれしいこと。
3つ目。
多くは作品を見て、頭のなかで完結することが多い。
だいたいなんとなく良いとか悪いとか、
つまりあまり噛み砕けておらず、
理解をサボっているふしがある。
伝えるためには情報を整理し、
具体的に言語化しなければならない。
頭のなかにあるふわふわしたイメージを言語化するために、
自分の中の表現ストックから言葉を選ぶ行為が生まれる。
表現できてなさに辟易することもあれば、
思ってもなかったようなものがポンと出てくることもある。
そんなとき、自分を再発見すると同時に、
新たな関係構築ができたりするんであることがうれしい。
ということで、しょぼしょぼですが、
これからもよろしくお願いします。