こんにちはいむりんです。大学卒業した若手社員の早期離職が3割を超えているという事を先日触れました。せっかく頑張って就職活動しても辞めてしまうというのは不幸です。であれば入社する前にきっちり考えて納得して入るようにしないといけませんよね。そのために今日は志望企業の見方につうてもう少し掘り下げてみていきたいと思います。
■入社する前にでもわかることがある
離職の理由は人それぞれあると思いますが、若者の離職に関してこのような調査結果があります。とりあえず上位5位だけをあげてみましたが、あることに気づかれませんか?
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1位 給与に不満
2位 仕事上のストレスが大きい
3位 会社の将来性・安定性に期待が持てない
4位 労働時間が長い
5位 仕事がきつい
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(出所:(独)労働政策研究・研修機構 若年者の離職理由と職場定着に関する調査)
そうです、実はこの中には入社前にある程度事前にリサーチできたんじゃないかという選択肢があるのではということです。例えば1位の「給与に不満」という選択肢は、就職ナビには基本的に公開されていますし、先輩のモデル年収などもあります、不安があれば聞いてみるといいでしょうし、教えてくれなければ、教えてくれない企業なんだと認識しておくだけでも違います。(ただ選考中に直接聞くのは心象を悪くする可能性もあるので、その辺は注意が必要ですね)
また、4位の「労働時間が長い」に関しても例えば、住所がわかっているんですから夜にその会社が入っているビルを見に行ってみるということもありでしょう。夜12時にでもオフィスに電気がついていれば、終電は覚悟した方がいいなと事前に理解する事ができます。一生に1回の新卒入社なのですから、志望企業に関してはそれくらいする気概は持っておいた方がいいでしょう。
■特に新卒採用はイメージ重視、イメージの裏側を読み取る
ちなみに新卒採用でいくとそもそもほとんどが、就業体験がない方たちですから、判断基準はイメージになってしまうことがほとんどです。ですから自分もこんなキラキラしたオフィスで働きたい、こんなかっこいい異お兄さん、お姉さんと働きたい、一部上場しているから安心だ、というイメージで決めてしまうので、そんなイメージがわくような記事を書いたり写真を撮ったりすることにウェイトをおいているんです。
イメージわきますよね?リクナビ、マイナビなどの就職ナビを見てみてください、みんな笑顔の人たちで楽しそうな写真、斜め上向いて携帯電話で何やら話しているかっこいい写真、これはこれで嘘とは言いませんが、あくまでも一面です。当然この裏に100倍しんどい事が隠れています。朝晩の通勤の電車の中のサラリーマン、OLの姿見てください、死にかけていますよね?金曜の飲み屋なんかいくと、会社の愚痴だけで酒の肴なんていらないくらいです。
働いた事がないので、イメージ先行なのは仕方ないとしても、キラキラだけじゃなくて、その裏にあるしんどさみたいなものは覚悟しておかないといけないですよ。もしくはこのキラキラがあればどんな大変な事も我慢できるみたいな想い、もっというと覚悟みたいなものも最初に持っておくべきですよね。
こうした企業目線での採用活動も考えて、自分自身の就職活動を見直してみるといかがでしょう、少しやり方が変わるかもしれませんね!早期に離職なんてしなくていいようによく考えて志望企業を選びましょうね!