今年に入って油絵を始めた。
小学生ぶりにさわったので、記憶は遠い昔においてきてしまっていて勝手がさっぱりわからなかったけど、やり始めるととても楽しい。
真っ白なキャンバスに色を乗せるだけでとても楽しい。気に入らなくても上から塗れば、意図してなかった表情が出てきたりするのもよい。
ある程度乾かしてからまた上に色をおいてみると、キャンバスに残る部分、混ざりあう部分もできて、なんとなく深みととれるような仕上がりになるのもよい。
知識や経験がないので、今は偶然にずいぶん左右されるのだけども、その偶然が思ってなかったところに連れて行ってくれる。ゆくゆくは意図通りに描かないといけないので、その蓄積から帰納的に知見を蓄えてこうと思う。けどそれはまだ先でいいかな。
ひとまずは、自分でもよくわかっていない世界観を見つける手段として、絵の力を借りることにしよう。
写真は絵ではなくて、偶然撮れていたどこかの景色。こんな写真なら楽しそうだ。