【写真日記155】クリエイティブにおけるセンスと経験

なんでもそうだけども、初めてやるものでうまくいくものなんてない。十分な成果が出せるはずがない。

たとえば、自転車に乗ることでもよいし、料理することでもよい、仕事でもよいが、やはりいずれも経験を積むことで熟達していく。

経験によって学習していく、つまり経験学習だ。

ただ、クリエイティブという観点になると、なかなか世間的にこの考えが適用されないのが不思議。

絵が上手く描けない。それはセンスがないからだ。向いてないからやめよう。

といった具合。

小さな頃、どんなに算数が苦手でも私たちは、九九を覚えた。センスが無いからと言って諦めることはなかったはずだ。買い物に出かけても2割引のセール品の金額だってすぐにわかる。それは、やり続けた結果でしかない。センスではない。

過去のアーティストだって、先人の考えや作品をたくさん勉強し、たくさん手を動かしたのだ。同じセンスを持ち同等の経験を積んでようやく、同じ場所だ。

アート、クリエイティブ、その他センスで片付けられそうな分野のものを上達させるには、良き師を得ること、打ち込む時間を作ることが大切なんだと思う。

さて、やるか。

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