ふとした仕草にその人は表れる

ふとした仕草にその人の人となりというか性格というか本性というか、そういうものが表れると思うんです。

例えばパソコンのキーボードのタッチだったり、お会計の時のお金の置き方だったり、電車に乗る前の改札を通る時の定期をかざし仕方だったり、引き出しの閉め方だったりとか。。。

あげるとキリがありませんけども、人が見てなそうなところ、そして無意識になってしまうルーチン的な行動というところにその人が表れている気がします。

オフィスやカフェでえげつない音を立ててパソコンのキーボードを叩く音、そんな音立てながら叩く必要あるのかって思ってその人の顔を見てみると、やっぱり不機嫌そうだったり怒っていたり、、、引き出しをガシャーンガシャーンって締める人の顔を見てみると、焦っているというか、自分のことしか考えてないというか、周りの人のことを考えているような素振りを確認することはできません。

個人的にそれらの音にはとても敏感で、まあ耳障りですし、そして何よりも見ていて美しくありません。それに何というか人間としての小ささを露呈してしまっているようで信用にも影響してきてしまいます。

逆にこれらの所作がとても美しい方もいらっしゃいます。なんというか普通を越えて流麗な感じの所作があるんですよね。

そっと触れるか触れないかのタッチで改札を通り抜けていったり、かちゃりっていう最後まで引き出しに手を添えているのがわかるような引き出しの閉める音。

とても美しいし、スマートでうっとりしてしまいます。周囲からの見られ方を意識できうということはそれだけ余裕があるともとることできます。なので、それだけで一定の信用度がある気がしてしまいます。同じように社会で生活していくのですから、どうせなら美しくスマートな所作を目指したいものです。

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