大秘境バルデナス・レアレスBardenas Realesへの行き方

こんにちは、いむりんです。今回はみんな気になる大秘境バルデナス・レアレスBardenas Realesへの行き方についてふれていきますよっと!

「バルデナス・レアレスBardenas Realesって何ぞや?」とピンとこない方はこちらから御覧いただいたほうがいいですね!この秘境感をお伝えしてからの行き方ですからね!

すでにバルデナス・レアレスの魅力に取りつかれてしまって今にでも家を飛び出したいという貴方は、いったん落ち着いて読み進めてくださいね!

バルデナス・レアレスへの行き方がわからない

ということで僕は、スペイン巡礼後、サンティアゴ・デ・コンポステーラで、バルデナス・レアレスへの行き方についてググってみたのですが、肝心の行き方については検索することができませんでした。

何人かこのバルデナス・レアレスについてのブログも書かれていたんですが、車で行っている人がほとんどで、公共交通を使って行っている人は見当たりません。(行ったことない人が書いてるのがまるわかりのひどいのもありました(泣))


確かに行かなくても”知ったか”できるんですよ、これ。だって


誰も行ってないし、これからも、まあ行かないもの。

そうすると、もう現地の旅行会社にいくしかないと思って、ひとまずサンティアゴ・デ・コンポステーラの旅行会社に行ってみました!すると旅行会社の気のいい兄ちゃんは

「調べてもよくわからん!バルデナス・レアレスに近い都市パンプローナまでのバスを手配するから、そこからその都市のバスチケットセンターで聞いてくれ!」

ということだった。(英語わからないなりになんとかニュアンス理解)けっこう難しいことを平然と言ってのけるぜこの男!

バルデナス・レアレスへの行き方はこれだ!

とうことで、いったん私はパンプローナという街に向かい、そこから目的地のバルデナス・レアレスに向かうことにしました。(パンプローナは牛追い祭りが有名で、バル街があって楽しい街!)
(※ちなみに観光案内所の兄ちゃん情報によるとログローニョからもいけるらしいです!)


待ってろ!バルデナス・レアレス!!

行き方1.まずはパンプローナに向かおう!

パンプローナは大都市なので、どこからでも移動は可能です!朝イチから行きたいなら、前泊しておこう!そして前の日はバル街で楽しんでおきましょう。


スペイン巡礼中に立ち寄ったパンプローナのバルを思い出してみる

行き方2.パンプローナの観光案内所で簡単なレクチャーとバス乗り場を聞こう!

パンプローナについてもバスの乗り場がわからないと困りますし、その後の動き方もやっぱりしっておきたいですからね!観光案内所にいってレクチャーを受けよう!地図やパンフレットももらえます(観光案内所とチケットセンターは少し離れてます)


パンプローナは大きな街なので、わからなかったら誰かに聞こう!「ツアーインフォメーション??」で伝わるぞ!

行き方3.バスのりばでチケットを買おう!

バスのチケット売り場にいくと、バス会社が幾つかありますが、「ALSA」というバス会社でチケットを買います。目的地はバルデナス・レアレスではなく「Arguedas:アルゲダス」という街です。片道6.95ユーロでした。

時間が限られていて、1日3本〜4本程度の本数です。パンプローナからアルゲダスは1時間程度ということらしい。


チケットは窓口でなくても、機械でも購入が可能です!

余談ですが、

僕は観光案内所いく前にバス乗り場いったんですよ。

すると実はバルデナス・レアレス( Bardenas Reales)という街の名前はないんです。ただそんな事は知りませんから、言われた通りバルデナス・レアレスへのバスのチケットをパンプローナのバスチケット売り場で頼んでみましたら、

「そんなのないからタクシーで行け!」

みたいに言われまして、は?と思ってもスペイン語なんかわからないので、とりあえず距離をグーグルさんに尋ねてみましたらだいたい100キロ。

これまでの経験でだいたい1キロ、1ユーロなので片道100ユーロ、往復で200ユーロ。アホかと。おっさんなめるな、それは最終手段だ、と自分に言い聞かせて、この時初めて観光案内所にいったんですよ。

行き方4.アルゲダスの街に宿をとろう!

バスまでに時間があったので、この謎な町にホテルをとって、バスターミナルで昼飯を食って待つことにします。でもまあなんとかここまでは一応計画通りに進んでるみたい!うーんどんな町なんだろうか。それも少し気になる。

朝イチで行って、楽しんで、夕方にまたパンプローナに帰って来ようと思えば帰ってこれるバスの時間なのだけど、けっこう忙しない感じでしたので、そんなに急いでいなければ1泊することをおすすめします。


ここに泊まったよ!入り口がバラでたくさんの「La Bardena Blanca

行き方5.バスでアルゲダスに向かおう!

何十人かバスには乗っていたのだけど、ここ、アルゲダスで降りたのは僕だけ。なんか西部劇にでも出てきそうな土色の世界。不思議な怪しげな落書きがされた建物のそばで降ろされる。「おお、まだソレらしいところは見えないけど、十分雰囲気ある。」

とりあえずメジャーな観光地ではないことは確か。そりゃ降りないか。


バス停を降りると、これ。雰囲気ありすぎ、映画のセットか・・・


謎の落書きアート


走り去るバス

まずはホテルをさがして、インターホンを鳴らす。(アルゲダスの街はそんなに大きくないからすぐに分かる。)中からおばあちゃんが出てきた。何言ってるかわからないけど、「予約したか?」と聞いてきているよう。でもまあ歓迎されてそうなことはわかる。「水飲むか?」と、中に入れてくれた。

しばらくして、別の方が、この人がオーナーとても優しげ。部屋に案内してくれる。かなり可愛い部屋だった。ブッキングドットコムは初めて使ったけど、とても良い感じ。安かったし大満足。


部屋はかわいくて、


やさしいオーナーさんが迎えてくれる


朝ごはんが落ち着いた感じでよかった〜

行き方6.アルゲダスの街からバルデナス・レアレスは自転車で行こう!

ホテルのオーナーにレンタル自転車屋さんの場所を聞いて、早速向かう。屈強なおっさんがいた。自転車を二日間で40ユーロでレンタル。パスポートを預けレンタルお願いする。基本は全部おっさんとは、成り立たない会話と筆談。


レンタル自転車屋さん


中には調整中の自転車がいっぱい!

いろいろと説明を受け、グッズを渡される。どうやらパンクした時用のグッズらしい、、、まじか・・・たしかに、パンクしたら帰ってこれない。あと「死ぬから水を持って行け」と、「エイチツーオーだ」と。なるほど、秘境です。


その店の親父(屈強)「お前死ぬ気か・・」みたいな感じだった

行き方6.アルゲダスの街からバルデナス・レアレスは11km!!

自転車屋のオヤジに地図をもらい行き方を教えてもらってレッツゴー!11km、30分ほどチャリで走る。これがまたアップダウン激しいんですけど、景色がきれいなうえに、誰もいない道を爆走できるので、とにかく気持ちイイ!


Bardenas Realesバルデナス・レアレスの看板


はじめは舗装された道をすすみます岩山が雰囲気ありすぎ


誰もいない景色をずーっと見渡せます


一面広がる花畑

そして、この道を走りきると、、、そこにはなんとまあ、、、


バルデナス・レアレス!大秘境きたー!!


あとはもう誰もいないですから、


好きに暴れまわって下さい!

ほんとに、スペインにこんな世界あるんだという景色が広がっています。もしこの場所のことについての詳細を知りたいという方はコメント欄から連絡いただければ知ってることお答えしますのでお気軽にどうぞ〜

※この記事はその日書いたものをベースに、後日加筆修正を加えたものです。

 

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