アートを言語化すること。

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私たちはいま「考える」ことをどれくらいしているだろうか?考えていると思っていることはどれくらい「考え」ることができているだろうか?いま発した言葉はまぎれもない「自分の」言葉だと言えるだろうか?そこに自分の意志や基準はどれくらい反映されているだろうか?

少しでも不安になったなら、そんなときはアートに目を向けてみればいい。言葉や理論ではなく、感覚で感じるはずのアートを言語化し、いったい何故、何によって、その感動が生まれているのか?どんな経験と紐付いたからなのか?本来言語化しないようなことを敢えて言語化してみることに意味がある。アートの解釈にそもそも間違いなんてない、答えは無限にあり、もちろん無限のうちの1つは僕が持っているのだから。

そう考えると、世の中に垂れ流されている情報も、ある角度から切り取ったに過ぎず、それをそのまま飲み込む必要はないし、飲み込んではいけないと思う(これも1つの角度ではあるが)。立ち止まってその背景を読む、文脈を読む。まずはそのプロセスがを踏むことだと思う。

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