こんにちはいむりんです。ぼくは、仕事を行うときには、服装には気を遣いっています。スーツはどうしようか、ネクタイこっちかな、そしたらカフスはこれがいいかなと。今日はビジネスファッションを実践する事で、仕事力をあげていこうというお話です。こんな考え方もあるなと思考の幅を広げてもらえるきっかけになればいいなと思います。
■人はほとんどが見た目
まずは基礎的なことをおさえておきたいと思いますが、ビジネスの場において、第一印象が大切なことは既にご存知の事と思います。メラビアンの法則というものを聞いた事があるかもしれません。この法則によると、人は会って3〜5秒くらいで相手の印象を決めてしまうとの事、しかもその大部分は視覚情報、つまり見た目で決まってしまうという事です。
ですから、ビジネスの場ではやはり服装は選びます。スーツは清潔感があって、好感を持ってもらうためにシャツは白、ネクタイは紺だという、みんな同じスタイルになってしまうんですね。特に就活生は顕著ですよね。
業界によって違うと思いますが、多くは、あまりに派手だったり、奇抜な格好をしていますと、先ほどの視覚情報の問題から毛嫌いされてしまいます。言うまでもなくサイズのあわないスーツ、だるだるなシャツ、使い古された靴等は論外です。
■「おしゃれ」と「身だしなみ」の違い
よく新卒の新人研修なんかで「おしゃれ」と「身だしなみ」について、お話させていただきます。これって何が違うのか、お分かりでしょうか?実は簡単に考える方法があります。それは誰のために行うのかということです。
身だしなみは相手のため、つまり相手目線で考えて、相手に不快感を与えないようにすることが身だしなみにつながります。一方おしゃれは、自分のため、自分の好きな着たい物を着ということ、ここに相手を思う気持ちはありません。
■「おしゃれ」と「身だしなみ」は両立できる
今お話したことから「おしゃれ」と「身だしなみ」は全く別物です。あまりに過ぎた服装をしてしまうと反感をかってしまいます。しかしながら、見方を変えれば自分の好きなものでおしゃれしても、相手に好感を持っていただければ身だしなみとしては成立しているという事にもなります。相手に不快感を与えない程度であれば、自分のやりたいように個性を取り入れても大丈夫ということですよね。ですので、私、その辺を意識して、着るものを考えることにしています。
もちろん、相手は十人十色、いいと思ってもらえるお客さまもいれば、普段通りしていても、NOというお客さまもいます、その辺は温度感をつかんでうまくやらないといけませんね。
周りを見渡していただくと、同じようなスーツとネクタイばかり、顔が見えないと誰だかわからない状態です。でも仕事を行う時間が一生のうちで一番長い時間、少しくらい個性を出して、自分のやる気が上がるような服装をしてみてもいいのではないか、とぼくは思うんです。
ですので次回は、この個性を出し、ビジネスファッションを実践する事で仕事力が上がる理由について思うところをお伝えできればと思っております。特に若手社会人の方にお伝えしていきたい内容ですので、ぜひごらんくださいね。