兵庫県立美術館と横尾忠則現代美術館に行ってきた。同じようなところにかたまってるんですね。兵庫県の灘駅から山側には横尾忠則、海側には県立美術館。両方歩いて行ける距離にあった。灘駅降り立ったのは初めてだ。
横尾さんの近くには動物園、県美は海に面してて、駅前に美味しいランチやさんもみつけて1日遊べるところが灘駅周辺。ぜひまたいくぞってなった。
横尾忠則現代美術館で世界を堪能する
11時ごろ駅に到着して、10分ほど山側へ歩く。まずは横尾忠則現代美術館。当然なんだが館内は横尾ワールドが広がってた。現在展示されてるのは「人食いザメと金髪美女」ということでした。
スペースもちょうどよくて、楽しんで見られる。絵画を見てる後ろで、スーパー歌舞伎の音声が響いてた。不思議な環境下で見る不思議な絵は、マイナス×マイナスがプラスになっちゃうようになんか普通になってるのが怖い笑
彼の作品はユーモアというかブラックなジョーク、毒といったものが散りばめられていて、見ていて小気味がよい。飽きないというかね、ずっと見てられる。
洋食SAEKIでエビフライを堪能する
横尾さんで胸焼けしかけたけど留まれたのでお昼は洋食SAEKIへ。駅を挟んで横尾さんの反対側。駅からは5分ほどの距離かな。頭のついたでっかいエビフライにミンチカツ、チキンカツ、クリームコロッケ。ご飯味噌汁もついて1000円ぴったり。ご飯も大中小から選べるし、味のクオリティ考えるとめちゃくそ安いので、並んでも入るべき。
しかし洋食屋さんの味噌汁ってなんでこんなに美味しいんでしょうね。なんの味なんだ。エビフライの頭の美味しい食べ方も教えてくれて、目ん玉以外全部食った。食べログの点数もさすがなもので、満足のランチでございました。
兵庫県立美術館で日本前衛アートを堪能する
摂取したカロリーを消費するために、兵庫県立美術館へ。安藤忠雄設計ということでしたが、安藤感あるコンクリートの建物ですね。中の構造ややこしいですね、思っていたよりも大きい。
今回見に行った展示は、集めた!日本の前衛-山村德太郎の眼 山村コレクション展ということで、山村德太郎という企業家が収集した作品のコレクション展。
彼が亡くなった後、美術館に寄贈されていて、特に日本の前衛芸術のコレクションが豊富。ただ数が多すぎてなかなか一堂に会することはないらしく今回の開催はけっこう貴重な機会らしい。
あまり知らなかった作家から世界でも知られている「具体」の作品も数多く、安藤さんの建物の中で見るのがまたしっくりきて良い感じでした。写真も撮れたので、いくつか紹介。
美術館屋外スペースのパンチ力を堪能する
展示以外にも楽しめるのがこの美術館の魅力だと言える。まず建物自体の外観もいいんですけど、美術館の屋外スペースに配置されてる作品もエッジがきいていてよい。ヤノベケンジの作品「サン・シスター」がすごいパンチ力ある。
安藤忠雄デザインの青いりんごも青空に映える。近代米国の詩人サミュエル・ウルマンが詩った「青春とは人生のある期間ではない。心のありようなのだ」「希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる」というものから着想を得たらしい。マグリットのりんごみたいな色。
安藤ギャラリーなるものもあって、彼の仕事の一端が紹介されている。こちらは無料で入ることができる、そしてこの真夏にはありがたいほどに涼しい。
初めていって見たけども、ご近所の三ノ宮での時間の流れとは全く違う時間が流れてる。展示以外にも楽しめる美術館だったしこりゃまた行きたいなあと思う。SAEKIもビーフカツみたいなのも有名そうなのでそちらもまた堪能したい!
これからは大阪行ったついでに寄ることにしよう。今後もチェックだわ。