小諸蒸留所のジャパニーズウイスキー!アカデミー参加と蒸留所見学をまとめたよ

長野県小諸市に新しい蒸留所がオープンしているということで、見学にいってきましたよ。ウイスキーの蒸留所見学は初めてだったので、いろいろ楽しんできました!やっぱり見習いバーテンやってる身としてはチェックしておかなきゃですからね。

今回は、小諸蒸留所の見学のほか、ウイスキーの知識を深める1時間の講座も受けてきましたのでまとめてみました!次に来るジャパニーズウイスキー興味があるぜ!という方、ぜひ読んでみてくださいー。

 

小諸蒸留所までは送迎バスで向かう!

ということで、まずは、長野県小諸市の小諸駅まで向かいます。小諸蒸留所までは小諸駅から送迎バスが出ているので、とってもありがたいのです。蒸留所見学といえば、現地でもきっと飲まないとですからね。(そもそもテイスティング付きの講座を受ける)

まずは電車で小諸駅まで。何度も小諸にはきてるのだけど、はじめて小諸駅に来た気がする。この辺に来るときはだいたい車ですからね、電車はかなり新鮮。

小諸駅から小諸蒸留所までは無料送迎バスが出ているので、ありがたい。1時間に一本はバスがあるみたい、それに電車の時間が微妙に合わなそうならば、現状(2024年4月)は事前連絡入れておけば5−10分程度は駅で待ってくれるみたい。

送迎バスの時間まで、小諸駅周辺をちょっと散策。とかしていると小諸駅前に熊がいた。木彫りの熊だけどもなんかいわゆる木彫りとはちょっと違う。駅から歩いてすぐのところに懐かしい雰囲気の飲み屋とかもあって、夜にまた着たくなるところでした。

 

小諸蒸留所に到着!まずは熟成庫の見学

小諸駅からはバスで10−15分程度で小諸蒸留所に着く。立地もいいですねー。外観もオシャレだしやっぱりそれなりに大きい。全体が写真に入らないぞ。ガラス張りすぎて、今っぽいなと思う。

早速入ってみると中もまた、高級ホテル的な仕様、めっちゃ綺麗!物販もあるし、中央にはバーもある。そして奥が蒸留施設。透明で開放感あっていいですね。天気がいい日は本当にきもちいい。

実施時間があるので熟成庫見学までしばし物販コーナーなどを眺めつつ待機。見学はツアー方式のため、時間が決められている。待つと言っても15分程度、バーで一杯ひっかけるという時間もない。絶妙な時間なので、飲むのは後にとっておいて素直に待機する。

ウイスキーにお馴染みの香りのベースが並べられてる。香りを嗅いだりもできるので時間を潰している間も全然苦じゃない。何かいちいちオシャレ〜

熟成庫は蒸留所から少し登ったところにあるのだけども、こちらもスタイリッシュな建物。現代風体育館、もしくは現代風かまぼこという感じではないでしょうか!(表現が全くスタイリッシュじゃない)ちなみに、このかまぼこ型の建物と同じものがもう一つ裏にもある、つまり熟成庫は2つある。

熟成庫の中はかなり広い。空調で温度管理などはしていなくて、小諸の自然な気候で熟成させるのだとか。だから冬は結構寒くなるし、夏もそれなりに暑い。その温度差がよい熟成につながるんだって。地面が土なのも自然な湿度と温度管理を期待してということ。コンクリートだとだいぶ熱とかこもっちゃいそうですもんね、なるほどね。ちなみにライトは天使の分け前をイメージしてるのだとか。可愛らしい。

天使の分け前とは・・・ワインやブランデー、ウィスキーなど、その製造工程で熟成を要する酒類において、「熟成中に水分・アルコール分が蒸発し、最終的な製造量が目減りする」こと。天使の分け前とも呼ぶ。ウィキペディアより。

でも天井に近づきすぎるとかなり温度差がでちゃうので、積んでも4段くらいかなということだった。現状でもいろんな樽が積まれてますね。樽で全く違うウイスキーとなりますからね。ゆっくり寝ていただいて良いウイスキーになって帰ってきて欲しい。

ちなみにこの小諸蒸留所のウイスキーは将来的には、最低10年熟成、MAXで20−30年熟成まではいきたいという計画だとか。

小諸蒸留所アカデミーでウイスキーの熟成の謎に迫る

小諸蒸留所では蒸留所の見学と、ウイスキーの知識が深まるアカデミーを開催しており、アカデミーではウイスキーの基礎から上級編までいろんなプランが用意されている。こちらから予約できますよ、各種コースあるのでみてみてほしい。

今回僕が受けたのは、「熟成を知る」というテイスティング付きの60分のコース。施設の見学ツアーもやってくれて5000円でした。この日は12、3人受講していた。結構平日でもいるんですね。人気なんだなー。答え合わせしながら飲んでいくスタイルで講義は進んでいきます。

樽の火入れなんかについても教えてくれて、実際の樽の一部を持ってきてくれた。チャーリングというそうで、こうすることでより樽の成分がウイスキーに入り込みやすくするのだとか、奥が深い。

ただ美味しく飲んでいただけなのだけども、一応受講証明書的なものもゲットしまして、なんかやり切った感。しかしか考えながら飲んでいたら、少量とはいえ酔っ払った感じになりますね。お得。

セミナールームもオシャレでした、左向こうの窓の下は蒸留施設になっていて、ほんとどこまでもオープンな施設でしたね。

 

小諸蒸留所見学ツアーの最後は蒸留施設

最後は、蒸留施設を見せてくれるということでした。中は撮影禁止ということで、お外からの撮影になりました。見る前にまずはウイスキーができる工程をコンパクトに教えてくれます。その後中に入って見学する。中に入るとビールのようなパンのようなそんな甘めな香りが、、、飲みたいような、お腹減るような匂い。

しかし、この小諸蒸留所で働かれている方達はみなさん、お話が上手ですね、ツアーとか参加しても話上手じゃない人もいますからね。セミナーもツアー担当してくれた方もみんな聞いていてとてもわかりやすかった。

ちなみに、この小諸蒸留所は台湾ウイスキーと言えばのあのカバランを育てたイアン・チャン氏が作ったのだとか。カバランめちゃくちゃ美味しいですよね〜!ということで、めちゃくちゃ期待できるしかない。施設もイアン氏のこだわりが随所に反映されている。

 

小諸蒸留所の施設見学者限定で3年後のウイスキーを予約購入できる

まだ小諸蒸留所はできて間もないので、まだ販売しているものはないんですよね。(作ってすぐ売るということができないんですよねーウイスキーってのは、今は7ヶ月くらいらしい)そして今作っているものも3年経ったとしても、数が少なくて市販ではすぐには買えなそうだということ。

その代わりに3年後に出来上がるというボトルを見学者限定で買うことができるようにしてるらしい。あのカバランに続く美味しさかと思ったら買うしかない!ということでちゃんと予約購入してきました。桜樽で熟成しているタイプのものらしい、春らしくていいですね、ボトルも可愛らしい。

ちなみに現在は5ヶ月熟成のものは少しだけバースペースで飲ませてもらえる。(もちろんお金はかかるけども)桜餅の感じ?がほんのりとついている。

小諸蒸留所のバースペースでは、いろんなウイスキーと食べ物でペアリングメニューを作っているのだけど、その1つに羊羹とぺリングしていた、和菓子にも合うんですねー!ますますジャパニーズウイスキーっぽさが増しますね。

 

ということで楽しい見学会でした。結局14時くらいから17時までガッツリいました、アカデミーも受講するのであれば、半日くらいをイメージして余裕もって遊びに行ってくれたらいいかなと思います。

小諸蒸留所、想定していたよりもすごかったです。毎年行けるといいんですけどねー熟成の進み方が楽しめるので!3年後に送られてくるウイスキーが楽しみだ。その時にはもっと今よりも有名になってるんでしょうね。

ということで、小諸蒸留所の詳細を知りたい方は、以下のHPから見てみてください!

小諸蒸留所
長野県小諸市に位置する小諸蒸留所。浅間山の麓で、世界的マスターブレンダー イアン・チャンと共に最高峰のジャパニーズウイスキー造りを目指します。

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