大船の隠れスポット田谷の洞窟に参拝するだけで全国188の札所のお遍路と同等の功徳が得られるらしい!?

大船駅からバスで10分ほどのところに田谷の洞窟(たやのどうくつ)と呼ばれている場所があります。ここが本当にすごい場所だったので、ブログにも記しておきたいと思います。横浜からもほど近いところにこんなすごい場所があるとは!驚きでした。

田谷の洞窟は、神奈川県横浜市栄区に位置する歴史的なスポットということで(ちゃんとGoogleマップとかにもでてきますよ)、歴史や見どころ、アクセス情報などをまとめまておきますので、特に関東に住む人はサッと行けるので、ぜひ次の週末にでも。

洞窟内の写真撮影はできなかったので、周囲の風景だけですけども載せておきます。

田屋の洞窟の基本情報

田谷の洞窟は、通称でして、正確には田谷山瑜伽洞(たやさんゆがどう)というそうで、弘法大師空海が9世紀に修行のために掘り始めたと言われています。洞窟内は仏教の修行場として利用され、特に江戸時代には多くの僧侶が訪れていたらしい。洞窟は全長約1kmに及び、多くの石仏や仏像が彫られています。

現在は、真言宗 田谷山 定泉寺の中にあります、拝観料大人400円、朝9寺から夕方16時までの受付ということです。一周するのにだいたい30分程度というところですね。

 

田屋の洞窟の見どころ

洞窟内は仏教彫刻が数多く残されており、その中には薬師如来や阿弥陀如来などの仏像があります。また、洞窟内には多くの石碑や石塔もあり、歴史を感じさせるものとなっています。病気平癒の仏として信仰されている薬師如来、極楽浄土に導く仏として知られる阿弥陀如来のほか江戸時代からの石仏が多数点在しています。

入る前にロウソクをいただけますので、ロウソクに火を灯して洞窟内を巡ることになります。とっても消えやすいので、ゆっくり進んでいくのが良いですね。そんなに急ぎなさんなというメッセージが込められてそうです。

 

田谷の洞窟と全国の札所の関係

田谷の洞窟は、先にも述べた通り多くの仏像や石仏が彫られており、洞窟全体が仏教の修行場としての役割を持っています。そのため、洞窟を訪れること自体が大きな仏教的な意味を持ち、多くの功徳を積むということらしいのです。

ちなみに仏教において「功徳」とは、善行や信仰によって得られる精神的な利益や徳のことを指しています。特定の行為を通じて得られる功徳は、その行為の意義や信仰の深さによっても異なります。田谷の洞窟ももちろん歴史的・宗教的な価値があるため、功徳が得られるということですね。

これを前提に、全国188の札所と同等の功徳が得られるとされています。田谷の洞窟が全国の188の札所を巡拝したことと同等の功徳を持つとされる背景には、洞窟内に多数の仏像や石仏が存在し、それらが仏教の教えや信仰の象徴となっていることが要因のようです。特に、以下の点が強調されているみたいです。

  • 洞窟内の仏像群: 洞窟内に彫られた多くの仏像や石仏が、それぞれ札所の仏像と同等の意味を持つとされる。
  • 歴史的背景: 洞窟自体が弘法大師空海に由来し、長い歴史を持つことから、その場の信仰的価値が高い。
  • 精神的体験: 洞窟内を巡ることが、一種の巡礼としての体験を提供する。

 

田屋の洞窟へのアクセス

田谷の洞窟へは、JR東海道線大船駅からバスで約20分、田谷バス停で下車後徒歩約10分で到着します。また、駐車場も完備しているため、車でのアクセスも可能です。

 

田屋の洞窟の見学時の注意点

田谷の洞窟は歴史的価値が高いため、また修行の場ということで見学時には以下の点に注意してということです。

  • 写真撮影:一部のエリアでは撮影禁止となっているため、案内板やスタッフの指示に従うこと。
  • 静粛に:洞窟内は修行の場として利用されていたため、静かに見学すること。またペットの同伴や酒気帯びもNGとのことです。
  • 服装:洞窟内は湿気が高く、気温が低いため、動きやすい服装と靴を着用することが望ましい。

田屋の洞窟の周辺の観光スポット

田谷の洞窟周辺には他にも多くの観光スポットがあります。ついでにいくつかを紹介しておきます。

  • 鎌倉大仏大船駅から電車で約10分。鎌倉を代表する観光スポット。
  • 建長寺鎌倉の五山の一つ。広大な敷地と美しい庭園が見どころ。
  • 円覚寺北鎌倉駅から徒歩圏内。多くの文化財が保存されている。
  • 湯快爽快たや(おまけ):健康センター的な銭湯。ご飯も食べられる。お湯がしっかり温泉なので身も清めて帰れます。田谷の洞窟から徒歩5分程度なので、ぜひ風呂好きは立ち寄ってみてください!僕も行きましたw

 

いやあしかし、この田谷の洞窟に参拝するだけで全国188の札所と同等の功徳が得られるというのはびっくりしましたね。昔は四国まで行くの遠かったからサテライト的な役目もあったんでしょうか。ぼくはまだお遍路はしたことないのでそのうち、、、という野望は持っています。せっかく熊野古道もいったので次は四国へということで。いちおう僕が歩いた熊野古道日記貼っておきます。

熊野古道(紀伊路・中辺路)のネオ巡礼280kmの旅まとめ
こんにちは、いむりんです。 2023年12月4日に40歳の誕生日を迎えました。その日から2週間、熊野古道を歩くことに決めまして、紀伊路(大阪の天満橋から和歌山の紀伊田辺まで)、中辺路(紀伊田辺から熊野三山まで)約280kmの距離を歩いてきました。 熊野古道といえば、世界遺産になっている中辺路は有名ですが、紀伊路はあまり歩いている人は多くないようです。でもどうせやるなら初めからと思って、紀伊路から歩き始めることにしました。(ちなみに紀伊路は熊野古道の認定はされてません)

 

ということで田谷の洞窟は歴史的な背景と神秘的な雰囲気を持つ場所でした、まじこんなのあるの!?と訪れる人々に深い感動を与えることは間違いありません。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください!

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