いまさらではあるけど、写真というのは光がとっても大切なんだと知りました。
光のあて方で表情はぐんっと変わる。
光を考える上で大切なことは、大きく分けると3つ。
光の方向
光源はどの方向か?どこから光を当てるのか?前からか後ろからか横からか。全く雰囲気も意味合いも変わってくる。
光の質
どんな質の光なのか?硬い光?柔らかい光?直接あてる?間接的にあてる?
光の量
どれくらいの量をあてる?どれくらいの明るさ?2台であてる?メインはサブは?
この3点を意識して撮影すれば、被写体の表情は変わる。
ということで、これらのことを意識して取り組んでみました、写真撮影というくらいですんで、影を撮りました。
今回は二面性というテーマをもって撮影しました。その日頃見えなそうなその心の中身を影を使って表現してみました。
心の闇の部分がどんどん育ってきている感じを出したかった。被写体メインじゃないけど、影も本人がいないと生まれないとう意味では影は本人、被写体そのものだと思ったりもする。ちなみに影の黒さをだすために白いレフ板でなく、黒いレフ板を。余計な光を反射させないように吸収するパワーがあるのですね。
同じような感じの写真だけど、光のあてが違う。ずいぶんと印象は変わったと思う。
半透明の板ごしに光をあてる。被写体の後ろと下からの2灯あて。なかなか幻想的な感じ。卵をもたせてみる。