箱根です。温泉街のイメージがすごいありますが、どうやらこの観光地にも猫が棲息しているという情報を聞きつけまして、ねこ部活動してきました。
いざ箱根
さて、都内から行く場合は、いったん小田原まで出て、そこからテンションの上がる「箱根登山鉄道」で目的地まで向かうのが一般的でしょうか。新幹線で小田原まで行くのもいいと思いますが、僕個人的には小田急のロマンスカーとかで列車の旅も楽しみながら行くのがいいんじゃないかと。小田急のホーム内で箱根登山鉄道に乗り換えられるのも便利です。


箱根登山鉄道は外観もオシャレですが、外の景色も最高です。
目的地に行くまでも随分と外の景色で楽しませてくれます。

地ビールとかまぼこ
で、目的地は「箱根湯本」なんですが、地ビールとおいしいかまぼこを仕入れに「風祭」で途中下車してきました。昼から飲むビールが休日、遠征の醍醐味でございます。風祭にはビールの醸造所とかまぼこで有名な鈴廣さんのお店があります。
ぼくは箱根ビールのピルスナーとエールをいただきました。(スタウトは冬限定だそうで黒が好きな僕としては残念でしたが、両方おいしかったです。)
透き通るビール大650円 えび350円 ビールと向き合う時間プライスレス。
良心的なお店の「えれんなごっそ」
レストランもありますが、ビールの販売と軽食がいただけるお店も併設されてまして、つまみも安いし大変素晴らしい時間を過ごしました。
第一街猫とサービス精神あふれる干物屋さん
さて、夜の夜食のかまぼこを手に入れまして、「箱根湯本」に向かいます。メインのねこ探索は翌日の予定でしたが、さすがは箱根。かまぼこ有名だったり、観光客多かったりでということもあってかひものやさんで、第一街猫を発見!
えさをたくさんもらうのか、人に慣れてまして、いやがりながらも写真を撮らせてくれます。いや気持ちよさそうか・・・
最初は1匹だったに、最後はどこからともなく4匹くらいに!
しかもひものも無料で勝手に焼きながら試食できる。
そのうえ、昆布茶も勝手に作っていいので、ほんといろいろとお世話になりました。
スイッチバックとおじいさんねこの哀愁
さて、翌日はお目当てのねこさんを求め、「湖尻」を目指します、芦ノ湖の北のほうで、電車、ロープウェイを乗り継いでいかないと行けないので、軽く1時間くらいかかります。いろんな景色を見ながらなので、退屈する暇はないので、楽しんでいけますね。
そんな中で、スイッチバックするための駅の大平台駅でも、猫がいる情報を部員がキャッチ!迷うことなく下車します。(ちなみにスイッチバックは険しい斜面を登るために、折り返し運転をしながらジグザグに進む山道特有の進行方法でございます。日本でも数カ所しかないようで、これも名物の一つ)
はじめはいないかなと諦めかけた瞬間、タイミングよく猫さんに遭遇しました。
結構お年を召されている様子のねこ様は、お掃除担当の方に聞いたところ、長いこと飼い猫だったらしいけれど、飼い主が施設にはいったことで、やむを得ず野良にゃんに。
ねこさんご本猫も遠い目をしているのは白内障を患っているからだけではなさそうですね。
いつまでも元気で、僕たちみたいに気まぐれで降りてくる観光客の相手をしてあげてもらいたいもんです。
恐怖のロープウェーと伝説の輸入勇者
おじいさん猫に別れを告げ、再び目的地に向かいます。途中、「大涌谷」山の頂上付近で大変な目に遭いましたが、これもご愛嬌なんすかね?
直前の山を越えた瞬間、霧で何も見えなくなり、凄まじい風がびゅうびゅう。かすかに見える地上までは数十m。楽しいきゃっきゃしていた声は一瞬できゃーきゃーした悲鳴に変わりました。
天候には十分ご注意頂いて、交通手段を選ばれた方がいいですね。高所恐怖症とかの人は悶絶レベルだと思います。でもロープウェー運営側はけろっとしてるので、彼ら的には珍しいことでもないのかなーと。。。
さて、決死の思いで運ばれた「大桶谷」には名物の「黒たまご」があるそうです。突風吹き荒れる山頂でたまごを目指して歩くのは、伝説の勇者かと思うくらいの気分です。
しかし勇者に中国人の多いこと、国産勇者の割合はきっと負けてそうです、箱根って外国に人気あるんですね!
ちなみに名物黒たまごは食べると寿命が7年伸びるんだとか。永遠の命をとかゆってる悪いボス的な人がいたら紹介してあげたくなりました。
芦ノ湖は湖尻の営業ねこ祭り
死のロープウェーを乗り継いで、やってきました「桃源台」。ここから最終目的地の「湖尻」までは歩いて10分程度。ここにはネットの噂で営業にゃんこがいるらしいのですね。ねこの好きなかまぼこをかじりながら歩いていると、開けたスペースにたどり着きました。
到着したぞと、営業にゃんこはどこぞ?と探しているとているとボート乗り場で人だかりを発見!
ぜんぜん営業する気のない営業部長と営業副部長と営業課長がいたーーーー!かわいいーーーーー!揃ってキャンプ椅子に寝転んでおります。
よく見ると、営業主任もいらっしゃいましたが、主任なのにかまぼこにまったく興味を示さない
なるほど、成績がいいので客は自分が選ぶというスタイルですか、成績がいいだけに。部長も何も言えない、しらなフリ(寝たフリ)するしかにゃいということですな。
でも、そんなあなたの行動が私にとってはこのうえないごちそうなのだよ、主任。
ふっふっふ、カシャカシャっと。ふっふっふ。
子猫も生まれたようでして、ボート小屋の裏には子猫が数匹いました。この子猫ももう少し育ったら営業ニャンとして、活躍してくれることでしょう。
おまけのえゔぁ屋
そういや、箱根はエヴァの街としても有名で、えゔぁ屋というショップもございました。湯本の駅そばにあります。ここだけのグッズも買えますし、綾波さんと写真も撮れるし、エヴァ好きにもたまらない街ですね。
初号期カラーの紫と緑のソフトクリームは最初はうげーと思ったんですが、味が紫芋と抹茶と聞いて、それはそれで、おいしそうだと思い直した僕でした。ではではさようなら。
猫島と旅先で出会った猫とのたわむれブログのまとめ
僕がこれまで訪れた猫島の散策旅行記をまとめています。猫だけじゃなくて、地方ならではのグルメや行き方など色々まとめていますのでぜひご覧ください!今後も随時更新していきます。
2014年投稿記事を見て
十年後の現在状況
看板猫白黒ちゃん
女の子なんですよ
現在2回の手術を終え預かりさん宅で暮らしています。
他、強羅公園猫達はTNR
湖畔の看板猫は死去
大平台では一斉TNR現在一桁まで数を減らしています。
4年前には居なかった所で仔猫が増えTNR継続中
可愛い姿だけでなく、幸せに暮らせる環境になりますように
村岡さん
コメントありがとうございます、あれからもう10年経つのですね。感慨深いです。
そうですね、見ている分には野良猫さんたちはたくさんいる方が愛らしいところもありますが、弱ってきたり、地域の人たちの生活もありますからね。皆さんが幸せに暮らせるポイント見つけていくのが良いですよね、現状教えてもらえて良かったです、ありがとうございました!