【痔の手術体験記/入院2日目】痔の手術本番と手術後の壮絶な痛み

今日の痛みレベル

  • 日中の痛みレベル(手術後) ★★★★★★★★★
  • 夜中の痛みレベル      ★★★★★★★★★★

朝は6時に起床、病院の朝は早いですね。おはようございます、いむりんです。

昨日何も食べてないし、胃の中は空っぽだしなんだけど、不思議と食べたいってならない。体が軽い感じもするし、たまには断食とかもいいな。病院ていう環境がそうさせるんでしょうけどね。さて、今日は痔の手術本番です!張り切って行きます!

手術後の水分を準備したら、いざ手術室へ

本日、本番の痔の手術ですが、僕は5番目の手術らしいです。大体1人20分から長くて1時間の手術時間らしいので、ちょうどお昼頃かな。痔で順番待ち。皆さんやはり困られてる方多いんですねー。ここが痔主大国であることを実感させられますね。

数年お付き合いした痔とも残り少ない共同生活だと思っても、全く悲しくないですね。とっととお別れしたいです笑 2度と出会いたくない笑

水分は朝7時まで。その後はうがいレベルで口潤すだけ。手術までは何も飲まず食わずです。

とりあえず手術から病室に帰ってきら、寝たきりのようなので、水500mlを3つとポカリ500mlを事前に調達しておきました。(僕はポカリだけだと濃いので、水3:ポカリ1くらいでわって飲むんですよ、ちょうどいいですよ)

手術着1枚に着替えて、その他はすっぽんぽん。ちょっときつめの靴下だけはきます。これは麻酔とかした時用に血流よくするために行うのだとか。ふくらはぎはポンプの役目するって言いますしね。

点滴2種類(栄養系?と抗生剤入り?だったと思う)を腕に刺してひとまずは自室で手術待ち。しばらくしたら看護師さんに呼びにこられたので、歩いて一つ下の手術フィールドへ。

まずは手術室の近くの待合所で前の人が終わるのを待つ。30分くらいかな。20インチ程度の小型テレビだけが置かれた小さな部屋で30分ほど待ちます。換気扇の音が大きくてテレビの音は小さい、デーブスペクターがなんか言ってるけども聞き取れない

その後再度さきほどの看護師さんが呼びに来た。テレビでよく見るドアの上におっきく「手術室」と書いているお部屋に入る。連れてきてくれた看護師さんとはここででバトンタッチして、手術担当の看護師さんに。

痔の手術の思い出はaikoに

先日手術の説明してくれた先生が手術着を着て立っている。先日の説明時も割とがっしりした感じの先生だなって思ってたけど、今日立っている姿を見たらさらに大きかった。これがオーラというものなのかしら。

しかし手術室ってお部屋広いですね、部屋の真ん中に手術台が設置されているけど随分余裕ある配置。そして何だろうか、ちょっとなんか焦げたような匂いする。手術室の匂いってこんななんだね。うっすらとJ-POPのチャートが流れてる。

aiko(青空)歌ってるなぁと思いながら、まずは寝転がって横向きに体育座りする。腰のあたりに麻酔の注射。体験と音楽って紐づきますよね。これからaiko聞くたびに思い出すのか。痔とのサヨナラの思い出。

麻酔が終わると、横の体育座りの姿勢から、次はうつ伏せになる。心拍数計りながら、肛門がよくみえるようお尻を広げられて(手術室のメンバーは僕の痔とご対面の瞬間ですね)、そのかたちでテープで固定されたみたい普通なら割と恥ずかしいだろうね、これ。

でも、そんなことも言ってらんないし、不思議とそう思わないもんですね手術。

麻酔が効いてきたのか、だんだん足があったかくなってきて、ちと痺れてる感じある、麻酔の効果っぽい。最初触られてる感じとか、施術箇所とかチクチクしてる感じあったけど、触られてる感は継続しつつも、そんなに気にならないようになって、ちょっとぼんやり気味になった。でも麻酔は下半身のみみたいで、(それでも足は少し感覚ある)

意識はぼんやりだけど普通に算数できるくらいはしっかりしていた。

aikoの歌に心電図のピコンピコンみたいな音と、手術器具のカチカチって音がのっかる。「体を 脱いでしまいたいほど苦しくて悲しい」ってほんとそのとおりだよ。失恋だけじゃなくて痔にも当てはまることなんじゃないか。

aikoは来るもの拒まずだなあと。すげえなあと。ぼーっとした頭でうえださんのaikoへの愛(真顔日記)を思い出してた。

たまに先生とお部屋の中のメンバーが笑ってたりしてる。内容はわからんけど、余裕ある感じいいですね。

手術が終わったみたい。aikoから始まった曲も8曲目くらいの曲がかかっていた。流行ってる曲っぽい。

先生が終わりに

「いやー大変だったよー事前の診察では、大きな腫れが3つくらいだと思っていたけど蓋開けてみたら実は5つもあったから笑」

だとか。

写真撮ったから明日見せてくれるって、楽しみ。わりとひどいという自覚をもっていた私の痔核。サプライズまではいらんのよ、サプライ痔。

「だから夜はちょっと痛むかも〜」

て事前情報いただいてちょっとビビりながら、この麻酔が切れなきゃいいのになあとぼんやり思いながら。

手術後に発熱!まどろみの中での痔との決別

ペットシートみたいなのを簡易版ふんどしで巻いてオムツもどき?みたいな感じになって移動式ベッドでお部屋まで搬送。

今日はベッドで寝たきり。今は感覚あんまりなくて余裕なので、この記事もかけるくらい。(しかしなめてたことはこの後思いっきり思い知らされる。そりゃ手術して身を切ってるんですからね、普通なわけはないんだけど、なってみないとわかんないのよね〜。)

明日の朝までベッドの上で絶対安静、足の痺れが取れたら寝返りくらいはいいよということ。

しかし、外はめちゃくちゃ晴れてる。入院にはもってこいですね。明るい病室はなんか清々しさある。

手術が終わりいつの間にか少し眠って、今は3時半、手術から3時間経ったみたい。

ここでようやく水分とっても良いということで、買っていたポカリと水混ぜたポカリ水を飲む。8時間30分ぶりに飲む水分はうまい、味がよくわかる。

熱はちっと、微熱レベル。昨日っも少し高めだっったけど今日は37度超えてきた。

そして、きたよきた。だんだん手術した所いたくなってきたよ。お尻。なんかじんわーり痛いって感じ。

そしてふとこうも思う。

「そういえばもう僕は痔ではなくなったのだ」

「元痔主。痔の治療中ではあるけど、痔はないのだ!その代償の痛みなのだ。」

などと。

4時間前までは間違いなく痔主だったが、今はもはやただの主。あとはこの痛みだけひけばー。安静第一、今日は引き続きベッドです。

寝返り打つのも恐る恐る、とても痛い。じんわりズキズキこれはやばいやつかももしれん!

手術箇所が激痛なうえにおしっこが出ない!ただでは終わらない痔の手術

ベッドについて30分後くらいから痛みがじんわり、最初は違和感レベルだったけど、

そのうちあれ?これめちゃくちゃ痛い。

拳サイズの何かでぐりぐりされてる感じ。

まじ息が、、、

看護師さん

「痛かったら痛み止めの注射とかもできるので!」

と運んでくれた時言ってたけど、割と我慢強い方やから大丈夫かなーみたいに思ってたけど、全然、無理。ナースコールを押す。「いいや、限界だ!おすね!!」がマジに真に迫っていたテンションでした。

5分ほどして注射してもらった。

眠くなるかもしれませんとのこと、めっちゃウェルカム。

こんなの続いてたら絶対寝れんと思ってたし。眠気こーい。

先生ちょっとって言ってたのに。めちゃくちゃ痛いやんけ。あ、超の聞き間違いだったのか???

って、え、あれ?痛み止めやってこれ?まじ?うそ?全然痛いんですけど!!!!効いてないんですけど!!

しかもそこに襲い来る尿意、だがしかし、おしっこでない。

もはや今度は尿意がやばすぎるて、でもおしっこでなくて体内からパンクするやつのイメージしかなかった。

基本手術当日はベッドの上なので、おしっこは尿瓶を使って行うのだけど、寝ながらってやっぱり気分的なものや重力的なものでなかなかでないんですよね。

これがまた焦る。

「え、まじで出んのだが!?」

「これ出んの?出んかったらどうなるの!?」

その時はそればかりで痔の手術箇所の痛みを忘れるほどに、尿意のダメージがすごかった。

「痔から尿から畳み掛けてくるな〜!」

そう思った。

ベッドの上で絶対安静なはずなのに、ベッドの上で膝立ちしてなんとかミッションクリア。

ほんと天にも昇る安心感でしたよね。

束の間お尻が壊れてることを思い出す。動いてたからかさっきよりもパワーアップした痛み。

 

 

その後、手術を執刀してくれた先生が来て、今日の手術の説明を行って帰っていった。

明日さらに詳しく写真も見せてくれるということだった。

さて、そろそろ就寝の時間。

しかし、ここからが本当の試練の始まりだったんですよね。

痔の手術、そう簡単には終わりません。

痔の治療の大変さイメージは手術までは3割くらいですね、7割は手術後でした。

次の日に続きます。

【情報満載で送る痔ブログの決定版】痔の治療を薬と手術両方体験して入院中に綴った痔の治療の気をつけろポイントまとめ

以下のページは僕が2021年9月から痔の治療のために病院に通いはじめ、最終的には入院して手術、そしてその後の壮絶な試練の果に痔からの自由を獲得していくまでの数ヶ月に渡る闘病生活をまとめたページです。(ついでに大腸がん検査もやっています!)ぜひ現在「痔」でお困りの方はぜひ参考にしてもらえればと思います!

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