金沢2泊3日の旅!料理旅館金沢茶屋のホスピタリティと片町はしご酒の記事

新年一発目の旅行は金沢へ。1月25、26、27日の2泊3日の旅ですわ。石川県には知り合いがそこそこいてですね、自分的には割と親近感を持つエリアなんですよね。実家がお米屋さんってことで米所なのも関係してるかもしんないような。今回で5回目くらいかなあ。

昨年震災もあったし、どうせ美味しいもの食べて楽しみに行くならってことで、石川にお金落とすぞということでね。本当はね、能登に行ければ良かったんですけど、ちょっと日程的に難しかったので、金沢で能登のお酒をたっぷりと消費するという間接的に応援するスタイルで楽しむことにしました(ただ酒を飲みたいだけなのは言うまでもない)。

しかし写真もうちょっとブログ用にとっておけばよかったのだけど、その場楽しみすぎて、写真二の次になってました笑 撮り方もめっちゃ雑、ブログ更新久しぶりすぎて、というか更新するつもりなかったから撮ってなかったとも言うな。

 

2泊3日の金沢旅行!新幹線で旅程を組んでみる

さて金沢は歴史と文化、あと美しい自然が調和している素晴らしい観光地ですわね。街がコンパクトなところも気に入ってるポイントです。歩きでも結構なエリア回れるし、バスも充実してるからレンタカーもとくに借りる必要ないしね、観光地に行くと美味しいもの食べるでしょう?すると必然的にマリアージュ求めるじゃないですか?じゃ車乗れんのですよね。てことで歩ける範囲に全て揃っている金沢ほんと好き。

ただ冬の気候は変わりやすいし、ちょっと曇ってたりするからね。そんな時は少しだけ車あればなあみたいなこともないこともないのですが、バスもあるしね。今回もちょっと雨に降られたけども、バスに乗っている間だけだったし、雪が積もっていなかっただけ良いかな(一周ずれてたらものすごい寒波がきてたので、旅行ってものはほんとタイミングで随分変わりますよね。少しくらいは雪見たかったけども、車立ち往生いたり新幹線止まったりしたら楽しむどころではないですからね)。

さて金沢市内がよいのはもちろんだけども、東京から新幹線でだいたい2時間半くらいでいけちゃう距離というのも嬉しいですね。長すぎず短すぎずの良い距離。駅弁食べながら〜ってのもやりたかったけど、着いたらね、すぐランチですからね。ここは断腸の思いで、飲み物とおつまみ程度で我慢。

今回は事前にはざっくりと行きたいところ決めておいた程度だったので、今回は行きの新幹線で詳細詰めるシステムを採用しまして、ビール飲みながら金沢での過ごし方を検討です!

あ、ちなみに東京駅でビールと高級ハイボールゲットしたのでね(むしろこっちが主役)。旅が始まると財布の紐が緩みまくりです。高級(赤い方は五百円ほどする)だけど美味しい。全然どうでもいいけど台湾で注目されているウイスキーKAVALANめちゃくちゃ美味しいくってとっても好き。KAVALANは自分でもボトル買うくらいで、そんなハイボール売り出してたら買わずにはいられません。そして、このおかげかどうかわかんないけど、このあと金沢でジョニーという台湾人と仲良くなることになるのだけど、この時はまだ知らないお話。

 

1日目:近江町市場ランチから21世紀美術館を挟んでの片町はしご酒

ということでお昼12時前!ランチ時間に金沢駅に到着。ビールとハイボールを飲んで、ちょうどいい心地で新幹線を降りました、上着がなくてもいけちゃうぐらいの陽気。歩いたら暑くなりそうだ。1日目は金沢駅から近江町市場でランチを食べて21世紀美術館、その後ホテルに荷物を置いて、夕食へ。その後は繁華街をパトロールというコースにしてみましたわ。鼓門というらしい。めっちゃでかいな。でかすぎて写真半分しか入らんかったわ。←撮り方下手すぎるやろ、というかちゃんと撮る気がないなこいつ。

近江町市場までは金沢駅から歩いて15分くらい。ご飯食べる前に運動がてら歩いて向かいます。近江町市場は買い物はもちろん、食べ歩きもできるし、ちゃんと座って食べられるお店もあるしで使い勝手いいですね。特に安くはないけども、これだけ集まってるとやっぱり行きたくなる。日本酒もたくさん揃っていて、海鮮系と金沢おでんなどいろいろ食べれそうな立ち飲みフードコート「いっぷく横丁」に行ってみた。

お刺身盛り合わせとおでん。金沢おでんといえば、バイ貝と車麩ですかね。そこに日本酒。出汁割りもできるシステムだったので、そういう楽しみ方をしている人も周りにいらっしゃいましたね、どのお酒が出汁割りに向いているかというのもレコメンドしていたのでありがたいですね。最後にもう一杯お酒を頼んで、ミニ海鮮丼食べましたよ。

そして金沢行くとやっぱり行きたくなるのは21世紀美術館。立地も良くて行きやすいですよね。近江町市場で満たされたお腹を晩ごはんのために消化しておかないといけませんし、2時間ほどゆっくりとまわりました。今年がちょうど20周年記念なんですって!ということで記念の企画展「すべてのものとダンスを踊って 共感のエコロジー」を堪能してきました。

いろんな国のアーティストが様々な角度から作られた作品が展示されてました。ほんとにいろんなアプローチがあって刺激もらえます。

しかし金沢って歩行者に車が優しい。必ず信号ないところだと車停まってくれる。東京とかでは考えられない。今まで訪れた街の中でも1番優しいまちかも。これでもうやっぱり金沢好き。

今日の最後は片町でのはしご酒。行きたいところは事前にチェックしていて、2軒目までは予約している念の入れようですわ。1軒目は魚吟さん、2軒目は五郎八さん。美味しいものと美味しいお酒、楽しい雰囲気にこそお金を支払う価値があるってもんですからね、ここでの妥協は許されない。やっぱり地元の人にも愛されるお店に行きたいもんですからね、しかも観光地。突撃するのもそれはそれで楽しいのだけども、それだけに頼るのはリスクが大きい!いっぱいで入れないとかもありますからね。

3軒目はバーに行きたかったので、あたりを少し散策して、なんか雰囲気良さそう?と思ったバーに入ってみました。めちゃくちゃマスター(というよりかは大将と言った方が近いかも?)の人柄も良くて、いろいろお話させてもらいました。隣に座った若手たちともお話して、結局2時間くらいは居着いていた気がする。金沢に来たら間違いなくもう一度寄らせてもらおう。とにかくいろいろ濃ゆいいい夜でしたな。

大衆割烹 魚吟 (野町/居酒屋)
★★★☆☆3.53 ■大衆の値、割烹の味 のどぐろと季節料理が自慢!金沢の大衆居酒屋 ■予算(夜):¥5,000~¥5,999
五郎八 (野町/居酒屋)
★★★☆☆3.47 ■金沢の老舗居酒屋の定番 ■予算(夜):¥4,000~¥4,999
ガルシア63 (野町/バー)
★★★☆☆3.08 ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

 

2日目:兼六園からの海みらい図書館、そして料理旅館金沢茶屋

2日目はゆっくり出て、地元回転寿司でランチを食べて金沢城から兼六園に。ほんと行きたいところが固まっていていいところですよ、金沢は。この日は旅館をとっていたので、それまで金沢城、兼六園をお散歩して時間があったので、図書館に行こうかなと。

まずは金沢城のお散歩、空気が澄んでるし、敷地も広くって散歩にはうってつけ。コーヒーを途中で仕入れて、のんびり歩いてみて回る。途中でボランティアガイドの方にお話を伺ってみたりして、城壁とか石垣とかの話をメインに色々雑学など仕入れたり。お得な情報をたくさんいただいた。

しかし午前中はめちゃくちゃ天気がよくって、しかも気温も結構高くて、全く雪がなかった。雪の兼六園はまた次回にお預けですね。まあそれはそれで、歩きやすくてとってもよかったのだけども。景色最高でしたわ。

そしてその後は、もともと金沢海みらい図書館という近年注目を集めている図書館に行こうと思っていたのだけども、昨日バーのマスターに石川県立図書館の方が良いぞと教えてもらったので、そちらに向かうことに。いやHPみたらめちゃくちゃかっこいいんですよね、日本じゃないみたい。カフェもあるらしいので、休憩にもいいし。

などと思っていたのですが、バスに乗ってからまさか休館じゃないよね?と一応調べてみるかということでHP見てみると、もまさかの休館(もうほんとバスに乗る前に調べろ)。ということで、途中のバステ亭で降りて、反対側のバス停からさっさと元来た場所へ。やっぱり海みらい図書館に行くことしましたよっと。

海みらい図書館、さすがの風貌。受賞歴はもちろん海外からも視察に訪れるとかで注目されてる理由がわかりますな。こんな図書館あったらいいなあ。中で働いている人たちもフレンドリーな感じでとってもよかったですわ。旅館のチェックインの時間が迫っていたので、館内一周だけして、来た道をまたバスで戻ります。滞在時間10分いなかったかもな笑

今日の旅館は加賀屋グループの料理旅館金沢茶屋。お料理めっちゃ期待。そのためにはちゃんとご飯前にお風呂で身を清めて、喉を乾かしてというルーチンあるのでね。余裕を持ってチェックインしないと。旅館は金沢駅からほんとすぐのところにあるので、めちゃくちゃ立地良い。

コンビニで宴会用のお飲み物などを少しお買い物してから無事チェックインですわ。玄関口ではみなさん並んで迎え入れてくれましたし、そのうえ旅館ってお部屋に着くとお茶菓子だしてくれるけど、ここの旅館は本格的!地元のお菓子屋さんの和菓子(しかも予約しないと買えない)にお抹茶が!料理旅館金沢茶屋ってのは料理だけでなく、お菓子にも力入れてるのね。久しぶりにこんなにホスピタリティ〜って感じる旅館に泊まらせていただきましたわ、もはや当たりの予感!これはご飯の時間も期待大!

ちなみにお風呂は温泉ではないのかな、露天風呂もはないものの、檜風呂でお湯の温度やちょっと薄暗い照明もよくってゆっかり浸かることができました。

帰ったらちょうど夕食の時間になってました、1時間30分ほどお風呂入ってたのか。めちゃくちゃゆっくりお風呂入ってたな。いったん風呂上がりのビールをいただきまして、その間にお部屋食の準備が着々と。料理はどれも美味しくって、きれいだし。さすがの料理旅館よ。地元のお酒もたくさん用意してくれていたので、最初のビールをいただいたあとは日本酒で攻めて行きました。

昔働いていた会社の後輩がいま能登で酒蔵を営んでいるのでせっかくなので、そこのお酒をたんまりいただいておきました。旨みがあって美味しいので、ぜひ飲んだことがない人は飲んでもらいたいですね。「竹葉」というブランドでやってます。オンラインショップもやっているのでぜひ一度覗いてみてください。お酒も九谷焼のいい感じのとっくりに入れてくれていてとってもうれしい。

食事が終わった後は、コンビニで買っていたお酒を飲みながら夜は更けていきました。実はこの夜同じく泊まってい台湾人の男性とひょんなことから喫煙所で仲良くなりました。彼もとても日本や金沢を気に入ってくれているようで、秋に台湾にいきます宣言したところ、おすすめの場所を教えてくれるということで、ラインの交換をしました。楽しいことがてんこ盛りの金沢茶屋での宿泊経験。また金沢に泊まるときにはリピする。

朝ごはんももちろん美味しかったです、お酒のつまみかな?というものがたくさんで朝からビール2本も飲んでしまった。ちなみにビールもお酌してくれたり、グラスが空になっていたら入れてくれたりというところまで面倒見てくれる。結構そういう関わり方するところも減ったような気がするし、僕は普通に嬉しかった。

朝からおでんも出てきたし、お昼ご飯いらんのではというくらい食べてしまった。旅館の朝ごはんってなんでこんなに美味しいのですかね。この旅館おすすめですよー、金沢でどこ泊まろうかという時はぜひ候補にしてみてはいかがでしょう。あんまり高いところは泊まったことないけども、今回大人一人34000円くらいのプランなんですが、その価格帯でいくとこれまでで一番かもって印象。

【公式】料理旅館 金沢茶屋 | 金沢駅より徒歩3分|加賀屋グループ
JR金沢駅兼六園から徒歩3分。記念日のご宴会や、会食などの大切なビジネスシーンでのご利用にも最適です。その他、婚礼、ご法要等ご親族同士のきずなを深める大切な場としてご活用くださいませ。

 

3日目:ひがし茶屋街でお散歩&クラフトビールで旅を締めくくる

3日目最終日は、ひがし茶屋街でお散歩。こちらも兼六園からすぐ。朝からたらふく食べていたので、お散歩がてら旅館から歩いて向かいました。ひがし茶屋街は結構観光地認知されていて、外国人もたくさんでした。

昔ながらの町並みが残る風情あるエリアで、金箔ソフトや甘味処での一休みもできるし、食事もよいお店が多い印象。お土産、中でも器屋さんも結構多くてアンティーク調のものからモダンなものまでいろんなお店がありました。昨日旅館で出してもらった和菓子のお店「吉はし」もあるということで、少し顔出してみました。知る人ぞ知る名店なんですって。少しお土産を仕入れてみましたよ。

これでいったんこの旅行の工程は全部クリアしたのかな?(いきたいところはあといくつかあったのだけども休館日に当たったところもいくつかあって素直に帰るかなあ)ということで、最後にやり忘れたことがないか確認のため、ちょうどオープン時間になったクラフトビール屋「オリエンタルブルーイング東山店」さんに入ることにしました。

お店のお兄さんもとてもいい感じの人でおすすめのビールを飲みながら(結局用意されていたラインナップほとんど飲んだんだけども)ソーセージの盛り合わせをつまみ最後の金沢の晩餐を楽しみました。しかしビールが満タンに入っているグラスってめちゃくちゃに美しいですよね。

ゆっくりしすぎて、結構ダッシュで駅まで向かう羽目に。まあそんだけゆっくり飲んだらねえ。お土産を買って東京に戻るだけだったのですけど、お土産物色は5分しか取れず笑

ほんとにあっという間の旅でしたね。旅行ってもんは新しいところも行きたいけども、よかったなと思ったところはまた行きたいわけで、経験するごとにその矛盾と葛藤しないといけないんですよね、困ったもんだ。

後日談。今回金沢行ってきた後に、昔5年くらい金沢に住んでた人とお話ししていたところ、金沢は魚より肉だということを聞いた。まじですか!いやそうなんですよ、やたら焼肉屋さんとかホルモン屋さんとか多くない?って思っていたので。くそーう次回は肉食いに行ってやる!

吉はし菓子店 (北鉄金沢/和菓子)
★★★☆☆3.62 ■予算(昼):~¥999
オリエンタル ブルーイング 東山店 (北鉄金沢/ビアバー)
★★★☆☆3.43 ■金沢市唯一の醸造所併設のパブ。金沢の地ビールとナポリピザが楽しめるお店 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

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