【写真日記158】月の日の流れと金山寺味噌


金山寺味噌。

私の故郷、和歌山には金山寺味噌という食べ物があります。

普通の味噌とは違って調味料的に使うものではなくて、そのものそのまま食べる味噌。どっちかというと漬物というか粒度の荒い味噌に野菜のぶつ切りなんかを漬けて食べる。

熟成感も数週間〜数カ月らしくまあ、やっぱり漬物みたいなもんで、この味噌を野菜とか豆腐とかに乗っけて食べればいいし、ご飯に乗っけて食べるだけであとはもう何もいらない。酒の肴には言うことなし。

なんで金山寺味噌かというと諸説あるみたいだけども、ウィキペディア先生によると

その由来については、宋での修行から帰国した鎌倉時代の僧、心地覚心(法燈国師)が1254年に帰朝し、請われて紀州由良(現:和歌山県日高郡由良町)の鷲峰山興国寺の開山となったため、その近傍の湯浅(現:和歌山県有田郡湯浅町)に伝えた「径山寺(きんざんじ)味噌」が起源とする説が有力だが、空海(弘法大師)が唐の金山寺(中国語版)から持ち帰ったとする説もある。
江戸に広まったのは、紀州徳川家から徳川吉宗が8代将軍となり、幕府に献上させたからだと考えられている。

ということのようで、まあ金山寺の味噌ということですたい。

で、これまで当然その存在は知っていたのだけど、生まれて初めて自分で買ってみた、里帰りのお土産用にと思ったけど、面倒くさくなって自分で食べた。

そしたら、なんとうまい。小さい頃親が食ってるのを見て、なんでこんなものがうまいんやと毒づいていた気もするけど、とにかくうまかった。なんで今まで食べんかったんやと。

と同時に、これをうまいと思う年になってしまったかと嬉しいやら悲しいやら、そりゃ白髪増えるわけですね。ほうれい線だって。

日頃はそんなこと気にするどころかどちらかと言うと、若い部類に入ってるんじゃないかと思ってましたけどもね。こうした時に歳を重ねるということを痛感するもんですね。

美味いやら切ないやら、涙がでるほどにはしょっぱくはないので、とりあえず塩っ気を流すのは次の機会にとっておいて、今は金山寺の味噌を堪能するのです。


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