【紀南グルメ15のお店】熊野古道のネオ巡礼!歩いた後はおいしい魚ではしご酒

今回の熊野古道巡礼の裏テーマは食!美味しいお魚と美味しいお酒。和歌山の紀南エリアはお魚美味しいですからね。道もいいですけども食事も最高でしたので、せっかくなので載せておきます。(せっかくなのでとか、ついで風に言ってるけど熊野古道のどの記事よりも長くなってしまった笑)

数えてみたら(御坊市以南で)15店も行っていた。何しにいってたんだよ!というところですが、現代の巡礼はアメとムチ(と思ってまして、これを勝手にネオ巡礼と呼ぶことにした)じゃないですか。頑張ったらご褒美ですよ。ということで熊野古道歩かなくても、和歌山の紀南方面に遊びに行った時の参考にしてもらえればと思います。

ということで、今回の旅で実際に訪れた順番に掲載していきます。

御坊 フィッシュテラスはし長

まずは、御坊市にあるフィッシュテラスはし長。直売所も併設しているので海産物を食べるだけじゃなくて、お土産としても買って帰れる。お魚の水槽もたくさん。加工品からお刺身までいろいろある。

ここまでの熊野古道は山側の道がメインで、御坊市からこの旅はじめて海沿いの道になる。そんなことになったら魚食べるしかないじゃない、お昼時なんだし。ということでさっそく入店。熊野古道を歩く人は、お昼ご飯時にこの辺りを通るように時間調整して歩くのも良いかも。

ここではヒラメのお刺身定食を食べた。ヒラメはぶりぶりでめちゃんこ美味しかった。ここにはビール置いてなさそうだったので、珍しくご飯でいただく。お刺身と白いご飯もいいですね。(魚こんだけ美味いんやからお米ももう少し美味しいあんばいで炊いて欲しいなあという要望)

価格は1300円だった気がする。もう少し安かったらいうことないけども、色々価格上がってるから仕方なし。また近く来たら寄りたい、今度はお土産も買いたいものだ。

フィッシュテラス はし長 (学門/海鮮)
★★★☆☆3.39 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

 

紀伊田辺 居酒屋てんてん

紀伊田辺は200くらいの飲食店が軒を連ねる味光路という素敵な飲屋街があるんですよ。紀伊田辺には新卒入社時の同期が住んでるので、せっかくやから案内してよということで、連れてってもらった。やっぱり地元の人が行くところはどの店も混んでましたね、いいことです。

で、この日入ったのが、居酒屋てんてん。座敷空いてたので、入らせてもらえた。よかったー1人だとね、カウンターとか空いてる時あるんですけどね。複数人になると途端に入れんくなるからね。

10数年ぶりに会って、久しぶりでテンション上がって、全部食べ終わった後で写真撮った笑(ブロガー失格。)お刺身盛り合わせと、えびの天ぷら、鳥ポン酢、白子焼きなど頼んだ記憶。あとビールとひたすら焼酎飲んでご機嫌な再会を果たしました。

お座敷でくつろげたし、ご飯も美味しかったし良い店だった。また近く来たら飯に行きたいものだ。

居酒屋てんてん (紀伊田辺/居酒屋)
★★★☆☆3.07

 

紀伊田辺 バーフラジール

居酒屋てんてんで飲んだ後、あと一杯くらい飲めるなあということで、バーに突撃。初めてのバーっていうのはどこ行っていいかわからんもんだけども、勢いで入ってみた。なかなかな雰囲気の店内ですん。

このあたりのバーはカラオケついてるところが多いそう(味光路ではそこらかしこで歌声聞こえてた)で、こちらも歌ってる人がいた。カラオケあるし、棚のお酒を見てみてもスナックとバーの間くらいな感じか。いい感じのマスターだったし、そんなに高くなかった記憶あるので、また田辺行ったら寄ってみたいと思う。

バー フラジール (紀伊田辺/バー)
★★★☆☆3.02

 

紀伊田辺 とっくり

紀伊田辺2日目。今日も1日歩いて、紀伊田辺にバスで戻ってきた。連泊は荷物置いておけて結構楽なんですよね。さて、味光路でも大人気なお店とっくり。こちらは地元でも有名だそう。連日満員で予約しておいた方が無難と言われたお店。この日は1人で入ったので、空いていたカウンターに通してもらったけど、店内は地元の人たちでいっぱい。まずはビールをと思って店員さんに聞いてみると、エビスの珍しいのがあるってことで、迷わず注文。クラフト的なテイスト。疲れた体に染み渡る。

頼んだものは次の通り。お刺身盛り合わせ、タコ酢、かんぱちのカマ焼き。お刺身盛り合わせはめちゃ豪勢で、この旅いちばんのコスパだった気がする、生ニンニクもあってカツオが喜んでる。これだけでお腹ふくれる幸せな仕様。

タコ酢はメイン料理くるまでのつなぎと持って軽く見てたけど、身がデカくて余裕で一品となる逸品。酢みそか甘酢だけか選べたので、後者を選択。酢の物大好きなのでかなり嬉しい。ま、酢みそもいいんですけどね!

最後に、かま焼きにおろししょうが。ここではおろし生姜で食べる仕様なんですね。初めて食べたけども魚の脂をさっぱり生姜で相殺しちゃって無限に食べれるシステム、すご発明。てことで早々にビールは無くなってるので、焼酎に切り替える。焼酎は水割りとロックを一杯ずつ。ここでは水割りよりロックが圧倒的に酔える。多分同じ値段だけども絶対ロック頼んだ方が良い。3倍くらいは焼酎の量違う気がする笑。

これでお会計税込4300円。安すぎへんか、心配になるレベル。計算間違ったんかな。とにかくまたいきたい。いく。ちなみにこのお店酒場放浪記にも出ている。確かに吉田類が好きそうな店だったわー。

とっくり (紀伊田辺/居酒屋)
★★★☆☆3.47 ■予算(夜):¥4,000~¥4,999

 

紀伊田辺 徳乃

徳乃も味光路の中にあるお店、やはり地元民から愛されてるお店と聞いていたので、とっくりの後にはしご酒。おなかはいっぱいだったけどもどうしても行きたたくて。二軒目ということで、あまり量は食べれなかったけど、頼んだ2品はよかった。さすがの自分。

さっきのお店とっくりでお刺身は満足させていただいたので、徳乃では推してそうだったぷりぷりエビマヨとあじの酢みそを注文。あじの酢みそはお腹の具合にちょうど良い。付属のわかめもまたおいしくて、焼酎ちびちびいくにはこれ以上ない肴。

エビマヨはその名前の通りぷりぷり弾力で食べ応え十分。下処理もきちんとされているし、美味しい味付けしてる。見た目も綺麗やし、サラダも付いていて結構ありがたいメニュー。お腹いっぱいだと量で攻めてくるより丁寧な仕事の料理を取りたいものっすね。

こちらでも焼酎二杯いただいて(もちろんロックで)、お会計2200円くらいだったと思う。最高。まだまだ気になる料理があったので、胃袋鍛えてまたきたい。

徳乃 (紀伊田辺/居酒屋)
★★★☆☆3.23 ■予算(夜):¥3,000~¥3,999

 

本宮 みやずし

熊野古道を歩いているのだから、やっぱり熊野三山に到着するということは、素晴らしい記念。なわけですので、その一角、熊野本宮大社に到着した今日は記念にお寿司でお祝い。本宮大社からすぐのみやずしに入った。

まずはビールで疲れと喉の渇きを癒す。お寿司のために喉のコンディション整えておかなきゃなのでね。ビールを飲みながらメニューを眺める。どれも魅力的で腹へりな自分的には一つを選ぶことがどれだけ難しいか。

結局メニューは、お得なランチ系もあったんだけど、口が勝手に特上って言ってしまっていた、最後まで迷ったけども、おまけに天ぷら盛り合わせもつけてしまう。口が勝手に。ビール2本。お寿司と天ぷらって豪勢な感じしますわね。ここまで約250km頑張ったんですのでこれくらいはいいでしょうよ。(数日前の田辺でも十分いい思いしていたことはもう昔。)

これで税込4300円。比較的リーズナブル。見栄えも良かったし、お祝いにもぴったりで満足。ちなみに食べ終わった後に、近所に鹿六という鰻屋さんあったことを知る。新宮の本店には行ったことあるんだけども結構な有名店なので、そちらもおすすめですよ。

宮ずし (田辺市その他/寿司)
★★★☆☆3.06

 

新宮 徐福寿司

熊野速玉大社があるのは新宮市。この辺はサンマの姿寿司が有名な郷土料理という情報を確認しましたので、昨日(本宮で祝った宮ずし)に続いて、ランチは新宮駅前の徐福寿司に入ることにした。お店の看板が愛らしい。

サンマほんとにまるっと一本。思ったよりもあっさりなんだけども塩気はきいてる。醤油つけずに食べてねということだったけど、その通り。しかもガリじゃなくて紅生姜で食べるんですね、新しい〜!でも郷土料理やから古いのか?でもがりの甘さじゃなくてちょっとピリッとする紅生姜の方があってる気がした。

カウンターから上を見上げると「もちもちトンボシビ」なるものが。季節限定だと?いいじゃないか。こっちはマグロが結構有名なんですよね、紀伊勝浦とか。

ちなみにこのあたりではびんちょうマグロをトンボシビと呼ぶんですね。(このエリアだけでなく地方ではまだシビの呼び方残っているらしいですね、江戸中期くらいまではシビが普通だったという説あり)地方特有の魚の呼び方はグッとくるものがあります。ないですかね?ということで、トンボシビのお寿司も注文。

さて、この店ではシビには塩を振っていて、そこに柑橘をどばどばかけて食べなさいと言われた。これも醤油ではないらしい。びしょびしょになるくらい柑橘絞って、食べたのだけども、これがまたさっぱりして美味い。はじめての味だったけれどもめちゃくちゃおいしかった。(塩と柑橘で食べるとか玄人感あって好き)

メニューに記載の通り、モチモチでびっくり。今まで食べていたものとは別物のマグロ、唸った。そしてデカかった。色んな意味で満足。ちなみにサンマの姿寿司は地方発送もしてくれるらしいですよ、正月料理とかによく出ているのだとか。

徐福寿司 駅前店 (新宮/寿司)
★★★☆☆3.47 ■予算(夜):~¥999

 

新宮 心楽

この辺りにはなかなか来れないので、高専の同級生に久しぶりに再会してみた、そして美味しい飲み屋に連れて行ってもらった。やっぱり1人で食べるよりも2人の方がたくさん頼めていいですよね。心楽は新宮駅から少し歩くけども、個室も結構あって、隠れ家的な雰囲気いい店。メニューも豊富。ここでもやっぱり刺身はいるでしょうってことで、まずは盛り合わせ。地の魚がたくさんで目も喜んでいる。

つづきまして真鯛のなめろう。なめろうはアジとかしか食べたことなかったので、余裕で注文。同じなめろうでもアジとは全く違う。白身のなめろうは蛋白だけども、シンプルであとレモンの爽やかさも相まって、無限おつまみ。

マンボウ腸炒め。まじか、マンボウは初めて食べたけども、実はお隣の三重県ではよく食べられるのだとか。イメージはホルモンのミノとイカの間って感じの食感。マンボウ自体にはあんまり味はないので食感を楽しむ感じ、これもかなりあり。レモンが爽やかであうー!

かんぱちのかま焼き。またしても注文。でかい。脂のっていて美味しい。しかし顔の存在感すごいよね。あと初神がついてくるのかなりあり、大好物。神社を詣でている私にはぴったりじゃないですかね。

さらしクジラ。クジラの尾の部分の皮を、茹でてみて酢味噌で食べる料理。こちらではクジラはスーパーにも普通に売ってるし、居酒屋でも普通に出ますね。クジラ久しぶりに食べた。シャキシャキとコリコリが同居する不思議な食感。こちらもおつまみにはよい。お腹いっぱいでも食べれるし。

締めにうなぎのお寿司。実はお昼ご飯に鹿六本店(鰻屋)に行こうかという選択肢もあったのだったけども、あいにくの定休日だった。ということで鰻欲を抑えるためにお寿司を注文。普通に美味しかった。

ここは同級生のイケメンがとうきょうから遥々古道歩きしにきたのだからということで、お会計出してくれた。てことでおいくらくらいだったか不明だけども、ネット情報でも人気店らしいのでそういうことだと思う。新宮きたらまたいきたい。お会計ありがとうございました!!持つべきものは友。

心楽 (新宮/居酒屋)
★★★☆☆3.15 ■予算(夜):¥3,000~¥3,999

 

紀伊勝浦 大和

熊野三山の最後の熊野那智大社に無事に到着したので、これまたご褒美がいるでしょうということで、那智山から出ている紀伊勝浦行きのバスに乗り込みました(紀伊勝浦はマグロが有名なんですよ、那智山からはバスで30分くらいで着く距離)。

というのも那智山の最後の山道、階段はお昼ご飯にマグロ丼を!というモチベーションで歩いてたので、その気持ちを昇華させてこそ僕の巡礼の旅は本当の終わりを迎えるわけでね。

夜はいろいろ居酒屋さんもあるのですけども、この日はお昼も割と中途半端な時間になってしまったのでランチ営業しているお店も少なかったのですよね。バスの中でめっちゃ探していまして、お目当ての1つだった大和はぎりぎり営業時間内だったので駆け込みでセーフ。

一番人気の大和丼を頼んで、ビールを待ちながら待機。少しすると運ばれてきましたら、お丼とお椀のほかに小鉢もついてきた。わい!マグロは身が厚く大トロや中トロもしっかりと入ってて、これで2000円は安いですね。丼で飲める。この日は雨も降ってかなり寒かったので、ビールの次は焼酎のお湯割をいただきましたが、マグロの脂が焼酎に完全にフィット。

めちゃ肉厚。脂もあるし、少し漬けてくれてるらしいので、あんまり醤油は振らずに食べてねってことだった。卵がまたいい雰囲気出してくるわあ。ネギトロ卵もまた発明だと言える。

頑張って歩いた甲斐がありましたよね。那智大社が、飯うまな場所の近くにあって本当に良かったですわ。しかも海の近くにあって。(山の幸あんまりダメ人間なのでね、海の幸派。)ということでマグロの旨さを再確認したので、このあとせっかくですので、お土産に生マグロを近所のお店で買って各方面に発送しました。

お食事処 大和 (紀伊勝浦/海鮮)
★★★☆☆3.37 ■予算(昼):¥2,000~¥2,999

 

紀伊勝浦 まぐろ三昧那智

さて、お土産マグロも買い終わって、まだ暗くなるまでは時間がありますし、まだ食べれるといえば食べれる。せっかく勝浦まで来てるのだから、もう少しマグロ食べておかないと紀伊勝浦にもマグロにも失礼ですからね、おつまみできるお店を探して入ったのが、まぐろ三昧那智。

まぐろのお造り、まぐろのカツを頼んで、こちらのお店でも一旦ビール。マグロのお造りは身がめちゃくちゃ分厚くて食べ応えすごい。一切れが通常の倍くらいあるんですよ。そして食感ももっちりしてるのでお刺身だけでお腹がいっぱいになる。まあでも1500円もするので、相応といったところかしら。もちょっと安かったらありがたいな。

マグロカツも竜田揚げとは違って普通に美味しい。まあでもマグロの良さはフライよりも生で食べるに越したことはないですね。しかしタルタルソースと魚介類のフライの調和は美しい。生でと言いつつこれ500円だったら全然あり。

ちびちびと飲んでいてもなくなるんですよね。不思議。てことでビールの後は焼酎のお湯割り。ここでは珍しく地の米焼酎がおいてあったんですよね。熊野水軍というやつ。一応貼っておきます。誰かのために。

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この熊野水軍。和歌山で米焼酎かー珍しいなと思ったので、頼んでみたけども、スイスイ飲めてしまう危険な味でした。こちらのお店は通しでやっているらしく、貴重な昼飲みできる店で使い勝手は良かったです。店員さんの接客の感じも良かった。

まぐろ三昧那智 (紀伊勝浦/海鮮)
★★★☆☆3.48 ■ホームページのURLが変更しました‼magurozanmai.infoです‼ ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

 

白浜 とれとれ市場

さて、熊野古道を歩き終わり、帰りは白浜空港から飛行機で東京に戻るため白浜で一泊することにした。せっかくなので白浜のグルメ事情もということで、和歌山県民で知らない人はいないでしょうというとれとれ市場へ。実はちゃんといくのは初めてかも。

中に入ると平日にも関わらず結構混んでる。市場でお土産を買ったり、食事ができる施設で結構大きい。魚は生のものから冷凍系まで幅広い。ということで、今日はここでお昼ご飯をいただく。

食事場所についてはフードコートみたいになってて、いくつかのお店が並んでる、好きなお店で好きなものを買うことができる。お寿司もよかったけども最近食べ過ぎやなと持ったので、昼間からコスパを考えた酒飲みセットをアレンジする。

お刺身の切り落とし、鯛の兜煮。ナスの煮浸し。我ながら完璧な布陣、まじセンス。煮付けも甘辛くて酒が進む味付け。美味い。お値段はシールが貼ってある通り。まあ観光地としては妥当な価格設定、いや観光地としては安いか。

煮付けの味が濃ゆくて美味しいおかげでビールが消えた。ビールもう一本というタイミングで、追加でエビのお刺身。えびはきちんと頭もおいてくれてるのでミソまで楽しめた。全部でざっと3000円くらい。兜煮がでっかくてかなりお腹いっぱいよ。

夜ご飯も楽しまなきゃなので、お腹を減らさなきゃ。ということで、歩き移動でお腹を減らす。ちなみにここは寿司屋もあればBBQもできたり、風呂屋もあるので、気分によって使い分けれるぞ。白浜に来たら話題作りに寄ってみるのはかなりあり。

とれとれ市場 | 漁協直営の海産物と、紀州の特産品が購入でき、BBQも楽しめます。 | 公式ホームページ
西日本で最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」です。堅田漁業協同組合直営のため、日本全国から取り寄せた新鮮な海産物が購入でき、紀州の特産品も販売しています。購入した魚などでBBQも楽しめます。

 

白浜 大皿惣菜まぁる

大皿惣菜まぁるは地元に住む友人に教えてもらった。お店はそこそこ賑わっていた、カウンターに通される。大皿ってことですけども1人でも十分楽しめた。

ひとまずお刺身を盛り合わせてもらっている間は、もろきゅう(金山寺味噌つき)で静かにビール飲んでまってる。金山寺味噌も和歌山の名物ですからね、めっちゃ美味しい。ちなみにこの金山寺味噌は熊野古道で歩いていた鮎川という地域のものだった。うまい。

そうこうしているとお刺身も到着。いっぱい種類あって嬉しい。ほんと毎食刺身でも飽きない、日本人に生まれて良かったですよね。こんだけあれば2時間は余裕で飲んでられるレベルだけど塩焼きも頼んだ(なんの魚だったか)。あったかいものも欲しいよねやっぱり。

全部出揃ったので、今回の選手の配置換えを行なって楽しむ。そろそろビール無くなりそうってことで、例によって焼酎に切り替える。この後も別のお店行かなきゃなので日本酒は我慢しておこう。はじめて見た芋焼酎、皇神(すめがみ)を飲む。かなり美味い。ちゃんとおかわりした。えらい。

はやくもお腹いっぱいになった。ということでお会計は6000円。(ビール2本飲んだのかな?忘れた)まだまだ行かないとなのに、やっぱり1人でいくと食べられる量限られちゃうから困る。こちらもまたリピしたい。

大皿惣菜 まぁる (白浜/居酒屋)
★★★☆☆3.38 ■海から徒歩2分!南紀白浜の新鮮な魚がいつでも盛りだくさん! ■予算(夜):¥3,000~¥3,999

 

白浜 ミルク&ビアホール九十九

この日最後に行ったのが、白浜で超有名なカフェバー九十九。この日は満席だったけどもカウンターだけ少し空いていたのでギリ入れてもらえた。大阪から熊野古道歩いていたことを店主にいうと、興味を持ってくれて、色々お話することができた。

お腹いっぱいだったのでご飯は食べれなかったけども、どれもものすごい美味しいのだとか。ピザ釜もあって、自家製で美味しそうなものを焼いている。というのも店主がかなりこだわり倒していて、毎年一月ほど店を閉めてヨーロッパに買い付けとか勉強とかで社員連れて行くのだとか。そのこだわりが料理やお酒にばちばちに出てる。

次回は1軒目にいきたいと思う。ピザとサラダとあとメインのお肉料理とかが気になってるので。白浜行ったらぜひ行ってみてほしい。予約は必須。

ミルク&ビアホール九十九 (白浜/ピザ)
★★★☆☆3.56 ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

 

白浜 㐂楽

白浜2日目。今日がついに東京に帰る日。ランチでお邪魔した㐂楽(きらく)。わりとこの近くのお店は定休日のところが多くて、周囲でランチ食べれる店が少なかった。そんなタイミングでお昼どきやしということで心配してたんですけども、入れて助かったー。外死ぬほど寒かったんですよ。中は結構混んでいた。

今日の夜、東京に発つので白浜最後の晩餐と思って、ちょっとよさそうな「きらく御膳」なるものを注文。お刺身も入ってるし、天ぷらもある。品数が多くて嬉しい。いっぱい品数頼めないし、混んでるランンチの時に一品料理頼みづらそうだったので、御膳系はちょうどよい。

瓶ビール大と焼酎を二杯いただきまして、お会計4500円。まあ妥当かなというところだったけど、お刺身の解凍具合とか、天ぷらの揚げ方とかもうちょっとクオリティ上げれるんじゃないかなあという印象。ランチだったからかなあ。メニューは色々あったし、ポテンシャルは期待できるので(誰目線なんだ)、夜にリベンジしたいところ。

喜楽 (白浜/海鮮)
★★★☆☆3.51 ■予算(夜):¥5,000~¥5,999

 

白浜 フィッシュマーケット

フィッシュマーケットは買い物(お魚とかお土産物とか)もできるしご飯も食べれる。この近くに風呂好きなら必ず立ち寄るレベルの崎の湯というインフィニティ温泉があって、お昼ご飯を食べて散歩した後で、1時間ほどそこの温泉に入っていた。ほんと温泉と海が一体化した感じを味わえる。波飛沫が普通に湯に入ってくる。

ということで風呂上がりに一杯と思って寄ってみたのがフィッシュマーケット。とれとれ市場のコンパクト版みたいな感じなんだけど、お刺身とかはその場で捌いてくれるので、新鮮な魚が食べられる。まだ胃の中にお昼ご飯が残っていたので、イサキだけ捌いてもらって、ビールをいただく。

熊野古道麦酒なるものがあったので、追加でいただいた。さくっと美味しいものを肴に飲めるのでおすすめ。丼ものとかもメニュー多かったのでランチとかにいいと思う。東京に帰る用のお土産を仕入れたので、お宿に戻って空港に向かう準備ですわ。

フィッシュマーケット (白浜/海鮮)
★★★☆☆3.41 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

 

ネオ巡礼と南紀グルメの旅

ということで、いかがだったでしょうか。熊野古道歩かない方もお魚やお酒を楽しむために紀南エリア行ってみるのもいいと思います。実は和歌山の海って親潮と黒潮ががっちゃんこするところで魚の種類がものすごく多いんですって。

いろいろ観光資源もありますし(白浜にはパンダもいますし)、次の旅行先に和歌山どうですかね?ご飯も美味しいのでぜひご検討ください、って別に観光大使でもなんでもないのですけどね。海沿いをドライブしたり、電車に乗って海眺めるだけでも結構いい気分になれます。

熊野古道は大変な道でしたけども、一方でかなり美味しい道でもありました。山多かったけど、やっぱりご飯は海沿いがいちばんですね笑

ということで、熊野古道を歩く方はこういう楽しみも取り入れて歩くのもまた良いのではないでしょうかね。セルフでアメとムチ駆使して頑張って歩くネオ巡礼。皆様もいかがでしょうか???ぜひ自分なりの楽しみ方見つけていただけたらと思います。

 


【熊野古道(紀伊路・中辺路)2週間280kmの歩き旅】
2023年12月4日から約2週間、熊野古道を280km歩いて旅をしました。ここではその旅のまとめ、僕自身の備忘録として、熊野古道巡礼(熊野詣)に関する事前知識や宿泊情報、費用、日々の記録などをまとめています。熊野古道のリアルな情報にご興味ありましたらぜひご覧ください。

熊野古道(紀伊路・中辺路)のネオ巡礼280kmの旅まとめ
こんにちは、いむりんです。 2023年12月4日に40歳の誕生日を迎えました。その日から2週間、熊野古道を歩くことに決めまして、紀伊路(大阪の天満橋から和歌山の紀伊田辺まで)、中辺路(紀伊田辺から熊野三山まで)約280kmの距離を歩いてきました。 熊野古道といえば、世界遺産になっている中辺路は有名ですが、紀伊路はあまり歩いている人は多くないようです。でもどうせやるなら初めからと思って、紀伊路から歩き始めることにしました。(ちなみに紀伊路は熊野古道の認定はされてません)

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