新人・若手教育を外部に頼るのは教育放棄


先日保育士向けの研修に参加してきた。この道数十年の現役の保育士の方に、保育園の中の子どもたちとどのようにして関わっていくのが好ましいのかなどお話を聞く事ができた。その中で感じた事は1歳2歳の子どもたちと関わるのも、社会人になった人たちと関わるのも本質的なところは同じだという事だった。

■できないことを手伝うのではなく、1人でできるように手伝う
モンテッソーリ教育という教育の方法がある。この教育法の一部を話すと、枠の中で育てるということではなく、子供の成長に合わせて本人の自発性を尊重すべく、そのための環境を整えて、サポートしていくと言ったものが含まれている。基本的に子どもは、自分ができないところを手伝ってほしいわけではなく、自分で1人でできるように手伝ってほしいということだ。自分の力ではじめて靴下をはく、それはもう大喜びだ。大人は靴下をはかせるのではなく、例えば小さな椅子を用意してあげるなど、はくための環境を整えてあげること。

この考え方は全く社会人の教育にも置き換える事ができる。若手(特に新人)の研修について引き合いをいただくと、必ずと言っていいほど、「うちの新人には主体性がない」「指示待ち人間で困っている」などといった悩みが上がってくる。しかし、最初から動き出して正解を出せる人なんていないし、誰だって人は失敗したくないものだ。

赤ちゃんだってはじめは手取り足取り面倒を見ながら、ハイハイを覚えて好きなように動き回る。そして痛い目を見たり失敗して


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