気の毒なのは無能な管理職に振り回される部下


失敗の本質という本を読んでいます。大東亜戦争(第二次世界大戦)の日本軍の大敗について、従来の戦略、戦術の観点ではなく、組織論的に分析しているものでとても興味深いです。そもそも軍隊のイメージは完全縦社会、上官の命令は絶対です。階層型官僚組織として最も代表的な集団です。

■失敗の本質
そうした組織的な観点官から、大敗するに至った日本軍の行動を見てみると、現在の我々が属する組織(例えば会社など)上の問題と重なる重なる。経営層に現場を見ずに大鉈をふるってしまう、意図が理解されないまま指示がおりていってしまう、選択と集中ができずにロスが目立つなど本当、本質というくらいあって見事なもんです。

余談ですけど数年前、矢沢永吉とイチローが対談していた番組を見ました。ミュージシャンとアスリートという完全に異なる人種、でも驚くほどに話が盛り上がってました。(お互い初めましてだった気がします)突き詰めるとどうやら、同じ所に行くんだなと、そのとき感心した次第です。。。

■気の毒なのは無能な管理職に振り回される部下
ちなみに、戦時中ソ連軍の将校がスターリンに対して、日本軍の印象についてこのように言っていたと記録があります。

「青年将校は狂信的な頑強さで戦うが、高級将校は無能である」と。

いつの時代も無能な管理職に振り回される部下は気の毒だなあと。今は命こそとられることがないように思いますが、直接的に死なないだけで、ストレスや鬱など精神的にダメージを受けるような状況は増しています。そういう意味で、やはり今の時代も命を預かっている事に変わりはないかもしれません。

戦時中における軍隊は、言い換えれば極限状態の中の組織。つまりこの中で起こった問題は最悪の事態における失敗事例と言えると思います、今後の組織、また組織を構成する管理職という立場においての振る舞い方について投影できるいい題材じゃないかと思います。


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