人が見ているものなんて信じられないし、ものごとちゃんとみれてないなあと思う話。
ある研究で面白い実験結果があるんです。
白と黒に別れたバスケチームの試合を観察し、白チームのパスの数を数えるというもの。
で、これは別にパスの数が知りたいわけじゃなく、いかに見てないかというものを実証する実験。具体的には試合途中、ゴリラのキグルミをきた人が画面の中に登場させるというもの。
お察しの通り、明らかに異変に気がつくような風貌なのに、白チームのパスを数えていた人はゴリラの乱入に気が付かなかった人が多くいたということなんですよね。
「そんなのいなかった、いたら気がつくはず!」とまで言ってしまう人がいたほど。
いかに自分の見たいものしか見れていないかということが浮き彫りとなった実験結果だ。
で、なんでそんな話したかというと、撮るもの(人)って撮り方によって表情が変わるんですよね。
アイキャッチの画像も結構かっこいいなと思うんだけど、これは居酒屋の爪楊枝の入れ物なんですよ。まったくこんなふうには見えていない。
撮ってからようやく気がつくのが今の自分の視覚レベルみたい。そんなことを撮る前にも気づければいいんだけど、まだまだでござる。