こんにちはいむりんです。すっかり寒くなってきましたね。気づけばもう12月、そりゃ寒くなるわけですよ。そんな冬もそこまで迫っているというこの時期だからこそ行ってきました!箱根仙石原にススキ草原があるっていうもんですから、どれいっちょ冬だってのに、小さい秋でも見つけに行ってやるかということで、箱根くんだりまで。行ってきましたら予想外にでっかい秋(誰だよ冬って言ったのは)だったので報告しておきます。
■箱根仙石原にススキを見に行くには、都内から2時間車を走らせて
いやーほんとススキなんて、昔(小学生くらいのとき実家で)十五夜のお月様にお団子備えていた時に買ってきた2,3本のススキをみて以来、ススキなんて見ていなかった(見てても目に入ってなかって、何やったらねこじゃらしと間違ってたこともある)のでどんなもんやろうかということで、半ば疑心暗鬼(ねこじゃらし想定のため。ねこ好きだだからとかじゃないですよ、いやちょっとあるか)
さて、高速でいくと最も近いインターはの御殿場なんですね。御殿場プレミアム・アウトレットでお馴染みの御殿場です。都内から東名で1時間30分〜2時間ほどでしょうか。アウトレットに行く車と同じく高速を下りて、みんなが御殿場アウトレットの駐車場に行くために信号待ちで並んでいる車を横目に、仙石原を目指します。やっぱり御殿場のアウトレットは大人気!「今日は買い物でなくて自然を堪能するぜ!金持ちはいいよなあ!あんなに買い物出来て!」とか宣いつつ、車を走らせるてみる僕。(結局帰りがけにアウトレットに寄ってなけなしの金を散財する羽目になることは今は知る由もない、ちくそー)
さて、御殿場インターを下りて、30分ほどさらに山道を行くことになります。山道なのでくねくねなのですが、なんとも空気も気持ちよくて、車も混んでおらずすいすいです。山道を超えると、もうすぐです。仙石原という交差点を右折して車を走らせると、何箇所か観光客用の無料駐車場も用意されています。ススキ草原はP1:第2観光客臨時駐車場が便利だったと思います。
この仙石原ガイドが便利かな、ちょっとわかりづらいけども、「箱根湿生花園」をナビに登録して、車で進んでいくとわりと近くまでいけるので、近くまでいったら無料Pが何個か見えてくるのでわかると思います。バスもあるのですが、駐車場料金もかからないので、車ある人は結構便利ですね。ちなみにバスは箱根登山バスでいけるみたい。詳しくは箱根登山バスHPみてね。平日は1時間に4本、土・日・祝日は1時間に5~6本運行しているそうですよ。箱根湯本駅からの時刻表はこちら
少しだけ先に見せちゃいますと、こうした道をバスは走るんですよね。車やバイクで走ると爽快ですね。
■駐車場から歩く中でもそれぞれの秋は見つけられる
早速車をとめて、見に行ってみます。P1からは歩いて5分くらい。
ススキ草原に行くまでにも、ススキはあたりに見ることができます。自然に囲まれていてとても気持ちがいいです。
ススキだけではなく小さな秋はたくさん見つかります。春には青々した葉でいっぱいだったはずの植物たち。当然青々した木々も良いのですが、僕はどちらかというと冬の木が好きです。木のあらわになった枝の間から空を見上げるのが好きなんですよね。枝があらわになったことで生まれる切なさと、そして洗練された木の無骨感が冬を迎える澄んだ空気になんともしっくり感じます。
■目の前に広がる金色の絨毯!
僕の中の小さな秋はこんな感じ。景色とともにいつもより少しだけ情緒的になってしまう自分がいます。というようなことを思いながら写真を撮りつつ、ススキ草原の方面に歩いて行くと突き当りは大通り。きたー!
おおーーーーーーーー!!
すごーーーーーーーい!!
いっこも小さくない全開の秋。といっても、もはや12月。晩秋といえますが、いやいやこのとおり、まだまだ秋全開。しかしこんなにすごいススキの一面見たことない!
一面ススキ、ファインダーを除いてもススキしか映らない
風にゆれるススキがなんとも風情があります。少し曇っていたけど日の光を浴びたススキはなんとも幻想的、ススキの黄金色が更に輝いて見えます。
風に揺れて気持ちよさそう
■ススキの他にも見どころはたくさん、自分なりの楽しみ方を!
でもこれだけ言っておいてあれですが、僕はススキよりも、合間にちょこちょこと残っている枯れた紫陽花がなんとも言えないくらい美しく映りました。すごく綺麗なブロンズ色。もはや夏の瑞々しい紫陽花よりも、触れたら粉々になってしまいそうなギリギリ保たれてる秋の枯れた紫陽花がとても魅力的です。
ススキはススキで当然よかったんですが、こうした自分なりの秋を見つけに行ってみるのも良いのではないでしょうか。冷え込んできた空気が冬の訪れを感じさせます。
暗くなってきた空を見上げればもう冬は目前です。(このあと御殿場のプレミアム・アウトレットに吸い込まれていき、財布の中も冬のような寒さに・・・)