真鍋島に猫撮影に行ってきた僕ですが、この笠岡にはある意味猫を超えてくる超絶人気キャラクターがいます。時代が時代であれば、関ヶ原の合戦のように、ここ笠岡を二分していたことでしょう。
ちなみに真鍋島猫撮影の旅はこちら
猫島「真鍋島」に猫撮影と瀬戸内魚介堪能レポート1
脅威!カブトガニ!!
カブトガニです。日本では天然記念物に指定されているカブトガニ、小学校の頃思いのほか人気があったカブトガニです。(うちの小学校:和歌山市立宮前小学校だけですかね?)ここ笠岡は日本を代表するカブトガニの繁殖地であるわけです。カブトガニをテーマに取り扱った博物館は世界に一つだけでして、この笠岡市立カブトガニ博物館がそれにあたります。
なんたる貴重な施設でしょうか。この笠岡市立カブトガニ博物館は僕たちとカブトガニをつなぐ唯一無二の絶対的な施設。まさにクールジャパンの代表です。
一見気持ち悪がる方もいるかもしれません。実物を見るとやっぱり想像通り気持ち悪いです。
特徴1 建物がクール
建物の外観も見事にクールカブトガニを意識して作られており、何とも言えないエキゾチックな印象を漂わせております。
写真は真鍋島に向かう途中でフェリーから見えました。ちなみにこの建物の前を通るときはゆっくり走ってくれます。
特徴2 元祖ゆるキャラ カブニくん
なんと1988年にマスコットキャラとして誕生、この頃はまだ博物館もできていなかった!拠点不在の状態でも布教活動を率先して行っていた実力者です。何より現在人気爆発中のふなっしーに勝るとも劣らない即席感。時代が彼(カブニ)に追いついて来これなかったのは不運としか言いようがありません。カブニがしゃべりながら、飛び跳ねれば、笠岡市は左うちわ財政間違いありません。
あと彼は2次元的にキャラをたてることに成功しており、笠岡ではちょいちょい彼を目にします。
特徴3 何か知らんけど恐竜も展示されている
カブニくんによるショートムービーで少し紹介されてましたが、恐竜より前の時代に生きてたんだよ?的な説明の絡み(カブトガニだけじゃネタ足りないわけではない、断じて)で、なんか結構大きい恐竜(原寸?)が外にも中にもいたりします。
しかも今回はタイミングよく、年に数回しかない育てたカブトガニを放流するというイベントをやってました。ただ僕たちはおなかが減りすぎていたこともあり、ラーメンを食べにいきたい衝動をおさえきれずに2時から始まるイベントを前に1時45分くらいに近くのラーメン屋に行ってしまいました。
食べたラーメン(醤油ベースおいしかったです)
30分くらいやってる的な感じに聞いていたので、まだいける、あと10分ある!2時20分現地に到着。歴史的瞬間がまさにいま終わったタイミングに立ち会うことができました。
満腹感だけが残った僕たちはおとなしく岐路に着くことにしました。
最後に
笠岡名物的なお菓子にカブトガニ饅頭があります。笠岡の和菓子屋さんでさまざまな種類のカブトガニ饅頭が売られています。ネットで調べるといいろ出てきますが、かなり凌ぎを削って繁殖されています。当然買いましたし、買わなければなりません。それほどの魅力がカブトガニにはあります。
手のひらサイズリアルカブニくん饅頭 (見た目通りカブニくんには関係ないです)
番外編:
海外ではカブトガニは食用にもされているそうです。個人的にはむっちゃきもいです。しかもおいしくないという意見が大半です。むしろこんなん出てきたら食欲一気に失せる自信があります。天然記念物指定されててよかったです。
ご飯中の閲覧はおすすめしません。
卵たっぷりです。
ちなみにカブトエビはまったく関係ないんですね、
あとカブトガニとか言ってるけどエビよりクモの方が近いとか。
謎の生態ガブトガニ!やっぱりテンション上がります。