先日の2023年1月21日、22日の卒業制作審査をもって、通っていた京都芸術大学の通信での授業は一通り終了しました。社会人芸大生ブログとしてやってきましたが、これからは「元」ってつけないとだめですね笑
今年は人数が多くて東京管轄では41名が参加されていました。2日間にわたって審査会が開かれましたが、最後に先生から合格の結果を聞いたのでちゃんと終了です。これで晴れて、卒業のための単位が全て取得できたことになります。
6年間の社会人芸大生活
しかし長かった。。。2017年度入学で、2022年度の卒業です。6年間在学したことになります。卒業式は3月ですので、大学生として生きられるのもあと少しです。
しかし在籍6年間というと、小学校なみに籍を置いていましたね。同じく編入で入った方で早かった方は2年で卒業しているんですから結構ゆっくりな方でした。終了後は同じく2017度入学の同期と2人で祝杯をあげに浅草まで軽く飲みに行きました。同期はいいですね!
小学校の頃の6年って心も体もかなり成長?変化?したものですけど、大人になっての6年の学びはどうだったんだろうかなあとしみじみ思います。
一応美術分野で写真のコースを専攻しましたけども、周辺分野というかより理解しようとした結果、掘り下げるように関連する領域、具体的には言語学や人類学、哲学などの分野への興味につながりました。
結果、学芸員の資格まで取得することとなりました。学びは興味深いものだったので、時間はかかりましたがとても満足しています。実際は予期せぬことで単位を落としたり、事務局側の理不尽な対応に何度もやめようかと思いましたが、、、でもそれらを乗り越えてきてのやりきった実感はありますね。諦めずによかった!
自分の今一番興味のあるテーマで作品制作を突き進める
いろんな領域に興味をもち、学びを深めていった(後半は写真をとるより圧倒的に書籍とにらめっこしている時間の方が多くなった、しかも言語学関連の書籍とか)ことで、卒業制作を行う過程では、写真コースには属していながら、写真を全く撮らずに、紙に筆で文字を書くという作品を持って行ったりもしました。笑
そんなのでもよいと思います。自分がやりたかったわけだし、それが大事と思える部分があるのならば、他人に遠慮してたり顔色見てても始まりませんからね。
ちなみに京都芸術大学の卒業制作に関するスクーリングは全部で6回対面で授業があり、そのタイミングで先生方から講評を受けることができます。授業と授業の間で作品をブラッシュアップしていくんです。
他の美大とかならば、専攻している学部とは全く関係アプローチで制作する人も少なくないと思うのですが、京都芸術大学は(このコースだけなのか?はわかりませんが)わりと写真コースならば写真の作品をもっていく人が多いです。実際そういう指導も多いようにも思います。
上記の分野への興味が湧いたことで、写真とは何か?見るとはどういうことなのか?ということへの疑問が湧いてくるようになり、それについての自分なりの答えを出したいということがテーマになっていったことが大きいです。
とはいえ、最終的には自分が興味を抱いているテーマのもとで、作品を出すことができてとても良かったなと思います。まだまだ模索中ではあるのですが、ひとまずは形になりました。こちらのページに卒業制作で出した作品をアップしています。良ければぜひ!
卒業するまで学割のメリットを最後まで享受する意気込み
なお3月31日までは大学生なので、学生証が失効してしまうまえに学割のメリットを享受しに行きたいと思います。目ぼしい展示を回って、映画を見て、Apple製品も学割がきくので、大学生のうちに買っておきたいと思います。10%程度割引になるのでね。
社会人芸大生生活楽しかった。お金はたくさんかかったけど、やっぱり学習の幅と人脈が増えたことはよかったです。
これで社会人の学生生活には一区切りをつけることになりますが、興味の領域が増えたので、その辺りを今後掘り下げるのも良いかなと思ったりもしています。あとは、普通に英語勉強したい。英会話笑
まずは最後に卒業制作の展示があるので、それを目指してもう少し考えを巡らせたいと思います。
現役通信制の社会人芸大生の実態と体験談あれこれ
その他、リアルな社会人芸大生の実体験等々(学費のリアルな事情や続ける人やめる人の特徴、授業の内容やレポートなど)様々まとめています。
社会人で通信で芸大というのはイメージ湧きづらいかも知れませんので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。