ここでは僕が歩いたスペイン巡礼の旅30日間の出発からゴールまでの心の変遷の日記をブログにまとめています。
スペイン巡礼は毎日数十kmを歩きながら、素晴らしい景色と出逢い、美味しいご飯を食べて、そして最高の仲間と出逢える場です。しかし、何よりも自分との対話の道だと言えると思います。そんな様々な出会いと自分との対話を経て感じたこと思ったことをまとめました。
780kmの巡礼旅行記、30日の工程は小野さんがうまいこと3つのパートに分けていたので、まとめる時に参考にさせていただきました。
パート1 肉体の道(巡礼0−9日目)
サンジャン・ピエドポー 〜 サント・ドミンゴ・デ・ラカルサーダ
巡礼のスタート地点のサンジャン・ピエドポーからすぐに、ピレネー越え。僕は残念ながら雪のため回り道をしたけど、それでもまだ巡礼慣れしていない体には堪える。(はっきり言って2日目でめげそうになった)そのほか山道はまだまだ続くので体力が消耗する。まずは肉体が追い込まれる巡礼路。
パート2 頭の道(巡礼10−19日目)
サント・ドミンゴ・デ・ラカルサーダ 〜 レオン
アップダウンの激しかったこれまでの巡礼路とは異なり、平地が増えるパート。永遠と景色の変わらない、ただただ真っ直ぐな道が数10kmも続く平野では、ずっと頭の中で自分と対話していたことを思い出します。
パート3 魂の道(巡礼20−30日目)
レオン 〜 サンティアゴ・デ・コンポステーラ
ゴールに向かう後半戦。サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かって歩く巡礼なのに、いつからかゴールしたくない気持ちに。。。自分はどうして歩いているのか?この巡礼の旅で何を得ることができたのか?頭で考えてもわからないことは、もうあとは心に尋ねるほかありません。
パート4 エピローグ
フィステーラ岬とムシア
ようやくゴールに到着。巡礼者はゴール地点であるサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着した後は西の果てを目指して歩いたそうです。山から始まった旅の最終地点は海。過去の巡礼者は世界の端っこを見た時に何を思ったのでしょうか。そんな想いもあって、ゴール後に最果ての地を尋ねました。
【スペイン巡礼780km|自分探し旅行記まとめ】
2016年4月11日〜5月10に敢行したスペイン巡礼780kmにわたる自分探し・世界遺産・三大聖地を巡る旅として30日間ひとりぼっちで旅に出てきました。ここではその旅のまとめ、僕自身の備忘録として、スペイン巡礼に関するあれこれ(準備、持ち物、費用、ルート、日数、言語等々)をまとめています。